新しい経営再建計画を発表したばかりのいすゞ自動車。テーマは「信頼性能」。ブース内で行なわれたプレスブリーフィングでも井田義則社長は「今回のショーが商用車に特化するスタートライン」と決意のほどを表明した。「環境性能」「経済性能」「世界品質」の3つの視点から市販車をベースとした参考出品車6台を含む12台を出品しているが、メインは正面入口付近の“青竹を植え込んだ”環境コーナー。「エルフ ハイブリッド」と国内で初めて新短期排出ガス規制に適合した「エルフ KR ドライバン」などを展示。さらに、事業の核となっているディーゼルエンジンのうち、DME(ジメチルエーテル)を代替燃料とする次世代の低公害エンジンやNOx触媒を利用した環境対応の最先端テクノロジー技術などの注目度が高い。
|