日産
テーマは、「ベスト・ソリューション・パートナー」。実用的で総合性能が売り物の「ADバン」や福祉タクシーなど18
台を展示し「それぞれの顧客に適したソリューションを提供」(カルロスゴーン社長)する姿勢をアピールしていた。1番人気はワンボックスの小型トラックをベースにした「X
- Cargo」。開幕当日まで未公表だったモデルで、室内を大人が自在にウォークスルーできる機能性を、実際に乗って確認する人が続いていた。また、ITS技術搭載のコンセプトカー「エルグランドジャンボタクシー」にも人気が集中。
日産ディーゼル
経済性やドライバーの快適性などを追求した商品をアピールするため「走・快・環の実証」がテーマ。他の大型車メーカー同様に総軸エアサス車が中心だが、とりわけ参考出品のトラクタ「ビッグサムCK-T」は注目の的。運転室内に乗り込んで、熱心にビデオや写真撮影をする来場者が目立った。バスもハイブリッド車などを中心に充実。なかでも赤を基調にした小型ノンステップバスは、「デザインも素晴らしい」と、評価する声が多かった。
クリーンで安全性の高いCNG を燃料とする「CNG コンドル」も注目を集めていた。
スズキ
参考出品4 台を含む17 台を展示。昨年の乗用車ショーで人気を得たコミューター「Pu3」は、助手席車イス仕様車となって登場、今回も注目されている。また、米国で販売しているSUV「グランドビターラ」のホイールベースを伸ばし、5人乗りのピックアップに仕立てた参考出品モデルが若者を中心に支持を得ていた。
本田技研
「Anytime,with Honda !」をテーマに、休日も含めて、いつでも暮らしに役立つ商用車をアピール。ステージをしつらえる力の入れようで、そこで注目を浴びたのが参考出品の「mh
<エメ・アッシュ>」だ。小型ワンボックスをピックアップ仕様にしたホンダらしい新発想のユーティリティ車。「何これ?」と、思わず驚嘆の声をあげる来場者もいた。
富士重工
「プロが選ぶ商用車」をテーマに軽自動車サンバーシリーズを中心に16
台を展示。ダンプ、消防車、コーヒー販売車、訪問介護車など軽商用車のあらゆる可能性を提示した姿勢に来場者の評価も高い。参考出品では街のガーデニング屋さん向けに開発した「サンバー緑のトラック」が注目を集めていた。
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