メインステージには2 人乗りの「Pu3-commuter」を中央に3 台のコンセプトモデルを展示。16 面の大型スクリーンによって小さなクルマにかけるスズキの企業姿勢を、夢を交えてアピールする。Pu3 はパワーユニットをガソリンエンジン、ハイブリッド、モーターの3 つから選択できる街乗りコミューターで、曲線を多用したデザインに女性の人気が集まる。このほかスタイリッシュな「MR-wagon」、提携先のGM が開発中のモーターユニットを搭載した「EV-sport」と、様々な可能性を示す。
こうした参考出品車の充実もさることながら、市販車に出来るだけ触れてもらおうという意図も強くうかがえる。10月に発売されたばかりの環境カー「アルト・エポリーンバーン仕様」など、市販車は19 台に及ぶ。同モデルは軽自動車初のアイドルストップ装置を搭載、1リッター当たり走行30キロと、トップの燃費性能を実現。さらに小型車では、7人乗りワンボックスの「エブリイワゴン+(プラス)」(1.3 リッター)に乗ってみて、その居住空間に驚く来場者が多いとしており、1台でも多くの市販車に触れて、乗ってみて―という作戦が成果を上げていたようだ。
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3 つのパワーユニットが選べる「Pu3- コミューター」
ワゴンR の新バージョン「MR- ワゴン」
万一バッテリーが切れても走れる「EV- スポーツ」
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