不変の企業理念―Kawasaki. Let the good times roll.

カワサキの事業に関連を持つ皆さま、商品を通じてカワサキとご縁を結ぶ皆さま。さまざまな形でカワサキに関するすべての皆さまに幸せになっていただきたい――。これが川崎重工の変わることのない願いです。とりわけモーターサイクルやジェットスキーなどのKawasaki製品をご使用いいだいているユーザーの皆さまには、その性能、品質はもとより、関連するソフト、アフターサービスといった分野でもご満足いただけるように総合的な提案力とブランド力の向上を図っています。
モーターサイクルは趣味性の高い商品として、単一のモノサシでは計ることの出来ない多様な価値観を持っていまする性能であり、外観であり、そしてブランドという総合的な印象が、ひとりひとりのお客さまに充足感をもたらします。万人の賛意を得ようとするのではなく、それぞれのお客さまの指向性を大切にするブランドとして、地道な発展をめざしたい…、川崎重工業はこのように考えています。

品質、性能の高級化と、こころのご満足を求めて。

近年、急速に普及しつつあるインターネット等により、世界が瞬時に同一性を持つ時代になりました。そのため社会生活においては利便性が高まるのとは逆に、緊張やストレスなどの増加が認められています。モーターサイクルは社会生活に刺激を与え、普段の暮しとは異なる空間に自由に人を運んでくれます。日本でも30代、40代、そして50代のモーターサイクルファンが着実に増加しています。それはモーターサイクルを媒体として「夢と刺激と旅」を楽しみ、暮しの中の“リラクセーション”として活用している方が増えていることを示しています。
カワサキでは、乗りやすく、扱いやすい高性能モーターサイクルをお届けすることで、どなたにでも楽しめるスポーツワールドを提案しています。またモーターサイクルを単に機械として捉えるのではなく、ひとつの工芸品のように、その味わい、造形美、音と鼓動をて楽しむジャンルの製品として、付加価値の創造にも力を入れています。

スポーツ＆ツーリング　ニューモデルZZ-R1200登場。

長い間、世界で揺るぎない人気を博し続けてきたモーターサイクルがあります。それはZZ-R1100。流麗なスタイルと堂々たるパフォーマンスで本格ツアラーとしての存在をアピールしてきました。21世紀に入り、そのコンセプトだけでは物足りない。ツーリング・パフォーマンスに加えてスポーツ・ポテンシャルもほしい・　これがZZ-R1200のコンセプトとなりました。ZZ-R1200には21世紀のデザインセンスが息づいています。豪快なスポーツライディングへの予感があります。そして長年、培われてきたロングツーリングへの信頼があります。古き良きモノを内に秘め、すべてに新しい主張があります。
ZZ-R1200―大きな旅を楽しむゆとりがあります。

熟成、そしてより個性的に　Ninja ZXシリーズ

衝撃的なデビューとともに世界のスーパースポーツの頂点に輝いたNinja ZX-12R。そしてブラザーズモデルのNinja ZX-9R、Ninja ZX-6Rは、さらに進化を重ねます。とてつもないポテンシャルを誇ったNinja ZX-12Rは、実用域のパワーをより扱いやすく練り上げましたるそして安定感とシャープさを増したステアリングフィールはコーナー性能を素晴らしいものに仕上げています。またカウリングを一新してエレガンスを高め、美的感覚の画でもオーナーの誇りにふさわしい造形美を完成させました。
Ninja ZX-9Rは、よりレーシーな印象を高め、旋回性能を向上させています。Ninja ZX-6Rは636cm3に排気量を拡大し実用域のパワーを向上させ、全域にゆとり感を持たせています。

気品と迫力で“挑発”するVULCAN1500 MEAN STREAK

いままでにないスポーツクルーザーの世界を提案するモデルが登場しました。他を寄せつけない迫力あるスタイリングや鋭い加速を伴う速さを持つこのマシンには、アメリカで「猛者（もさ）」という意味合いを持つ“MEAN STREAK”という名前が付けられています。単なるドラッガースタイルに満足するのではなく、高い運動性能と味わい深いVツインの鼓動を同時に楽しむことができる新世代スポーツクルーザーなのです。軽やかな吹け上がりと高回転域でのパンチあるパワーフィールドを誇り、シンプルで気品のある低く構えたスタイリングが乗る人の個性を輝かせます。美しい造形、逞しい魂。これまでのジャンルにない「野性」をお楽しみください。

日本市場にうれしい250クラスの導入-250TR。

空冷単気筒という味わい深いパワーユニットを採用して、フリースタイルモーターサイクルの登場です。それは250TR！　その昔、カワサキがオフロード市場を席巻したトレール車の印象をリメイクした、都市型フリーバイクが250TRです。
本格的キャラメルタイヤを装備し、あたかもオフローダーの印象をアピールしていますが、荒野はユーザーのこころの中にある…というのがコンセプト。その日の気分で自由に遊べるのが、このバイクのテーマです。軽いウエイト、コンパクトな車体。その日に装うファッションで気分を主張する250TR―街をますます面白くしてくれるフリースポーツコミューターです。

参考出品モデルは「カスタマイズド」で、夢を具現化しました。

「参考出品モデル」コーナーには、この250TRの開発段階で生まれたさまざまな発想を、そのままカタチにしたバイクを展示しています。W650の発売と同時に複数のユーザーからご要望のあったデュアルパーパスモデルは、アップマフラー装備でより自由度が高まったバージョン。W650本来の懐かしさを深めて、楽しく馴染めるカスタマイズドモデルです。そして横に並ぶのが250TRのクラシック・カフェレーサーモデル。さらに同じく250TRのクラシック・モトクロッサーモデルで、250TRが優れた素材としてさまざまなカスタマイズドのベースになる汎用性を見せています。

2002年プロジェクト―Kawasaki Racing Team新コスチューム。

世界で活躍するKawasaki Racing Team。スーパーバイクで、モトクロスで、スーパークロスやスーパースポーツで、そして来るべきワールドGPで“グリーンパワー”を炸裂させ熱い闘いを繰り広げています。カワサキでは勝敗のみにこだわるのではなく、レース空間をチームとサポーターとで共有したいと考えます。そのテーマに沿って、新しいコスチュームをファッション・デザイナー／コシノヒロコさんに依頼し、カジュアル性とシティセンス溢れるものを製作しています。いつも楽しく、いつもエキサイティングに…。2002年のKawasaki Racing Teamは、サポーターとともにレースを楽しくしたいと願っています。

出品車両

体験コーナーでは人気モデルを中心に、実際に跨ってリアルな搭乗感が味わえます。その横にはカワサキからのご提案を形にしたコーナーが広がります。世界で熱い闘いを繰り広げるKawasaki Racing Teamのコーナーには２台のレーシングマシンに加えて、キッズバイク―KLX110も登場。さらにコシノヒロコデザインの2002年チームコスチュームも展示され、新しいレースの世界を予感させます。このコーナーの中央には３台のカスタマイズドバイクをラインナップ。大人の夢を完成させてみました。そして新しい自由バイク―250TRの登場！　ビビッドなカラーとともに、250TRをどう乗るか？どんなファッションで楽しむか？…と夢を広げてください。メインステージに眼を移すと、そこはカワサキが誇るビッグスポーツの世界。新登場のZZ-R1200をはじめ、話題のNinja ZX-12RやVULCAN 1500 MEAN STREAKなどをご案内しています。性能、味わい、乗りやすさの３つの基本を大切にするカワサキのスポーツモデル。その個性はカワサキブースで直接お確かめください。