X-TYPE4車種(2.5V6、 2.5V6 SPORT、2.5V6 SE、3.0V6 SE)は、ジャガー初のコンパクト・スポーツ・サルーンとして日本では本年9月より販売を開始。UKを初め欧州では5月に販売を開始し、大幅な販売増を記録している。
X-TYPEはジャガーの歴史上初のコンパクトスポーツサルーンとして登場し、新世代に向けた顧客層の開拓を遂げるジャガーのエントリーモデルである。“小さくても本物のジャガー”としてジャガーの核心的価値であるひと目でジャガーとわかるスタイリング、高級感溢れるインテリア、しなやかな走り、俊敏なハンドリングなどのジャガーアイデンティティを高次元で継承している。
また、ジャガー初のTraction4(トラクションフォー:全輪駆動方式)によるダイナミックなドライビングパフォーマンスは卓越した走行安定性を実現している。
X-TYPEのボディサイズは、全長4,685mmでS-TYPEに比べ195mm、XJシリーズでは340mm短い。スタイリングは正にジャガーで、彫刻されたような魅惑的なフォルムはジャガーサルーン伝統のボディラインを継承。勿論コンパクトなボディでありながらゆったりとした居住空間とジャガー史上最大のトランクスペース(4521)を確保し様々なニーズに答える高いユーティリティ性も備えている。また運転席ポジションセンサーと助手席乗員検地センサーを備えた2段階式フロントエアバック、前席サイドエアバッグに加えジャガーとして初の前・後席サイドカーテンエアバッグを全モデル標準装備される。
X-TYPEのエンジンは2.51と3.01の2種類が用意され、共にオールアルミ水冷60°V型6気筒DOHC24バルブで出力は2.51が145kW(198ps)、3.01が172kW(234ps)を発揮。4モードの可変吸気マニホールド、連続可変バルブタイミングによって2500から6000rpmの幅広いレンジでピークトルクの90%以上を確保しており、トップクラスの高出力と扱いやすさを兼ね備えている。組み合わされるトランスミッションはジャガー独特のJゲート式JATCO製5速オートマチックで滑らかなシフトフィールとダイナミックなドライビングパフォーマンスを実現している。
メーカーオプションのDVDナビゲーション/IVシステムは、タッチスクリーン式7インチディスプレイをダッシュパネルにビルトイン。ボイスアクティベーション(音声認識)による目的地設定機能を備えエアコンやオーディオシステムも光ファイバーで集中制御するなど統合的なマルチメディアになっている。
X-TYPEの登場によって、これまでのジャガー顧客とは異なる独自の価値観を持った新しい世代のアクティブなライフスタイルを求めている方々へのニーズに応えるための対応がなされている。
またX-TYPEはジャガーブランドのエントリーモデルとして販売ボリュームの確保、また将来的にS-TYPEやXJ・XKシリーズへのステップアップを見込みジャガービジネスの将来へ向けた大きな飛躍を達成させるための重要なモデルとなっている。
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