第4回全日本自動車ショウ(S32.5/9〜5/19)
日比谷
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出品車両は268台と前回よりやや増。来場者は52万7,200人と振るわなかった。しかし、内容的にはトヨタが小型乗用車コロナの初代をデビューさせ、プリンスからはスカイライン、日産はダットサン・スポーツのプロトタイプを出品するなど質的向上が図られた。トラック関係ではトヨタ・ディーゼルトラック(110馬力)、トヨペットルートトラック。日産581型、ニッサンジュニア。オオタ・1.5トン積小型トラックなど。
一方ショー事務局も「自動車なんでも相談室」の看板をかかげるなど、ショーは単なる宣伝の場から実質的な商談の場へと変貌を遂げていったのである。
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