フォード モデルA ロードスター (1931年・アメリカ)
ライバルのGM,シボレーの台頭により1927年にT型の製造を打ち切ったフォード社は、6ヶ月間操業を停止し生産施設を更新してモデルAを発表した。ベースはT型を改良、洗練したものだったが、デザインやカラーは対照的に高級車リンカーンのイメージを取り入れたもので、フォードを見事に生まれ変わらせた。映画「俺達に明日はない」には、モデルAの他、ラストシーンに1934年製のフォードが登場するが、実在のボニーとクライドは頑丈なフォード車を好み、フォード車にコメントを送ったという逸話がある。
俺達に明日はない (1953年・アメリカ ユニバーサル作品)
大不況下の1930年代、テキサス州ダラスを中心に派手に暴れ回った実在の銀行強盗ボニーとクライドの物語。警察に囲まれた2人が87発もの銃弾を浴びてクルマごと蜂の巣となるラストシーンはあまりに有名。
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