第35回東京モーターショー

早朝6 時、前夜から泊まり込んでいた若いカーファンたちが各ゲートに集まり、開門前には長い列となっていた。

会場内は開門からわずか1 時間半で3 万7100 人となり、早くもどのホールも人波で埋まるほどの盛況ぶり。人の流れはやはりモータースポーツ熱の高まりからか、話題性のある外国車コーナーに展示されているビッグなスポーツカー、それに国産のニューモデル・スポーツカーなどに若い人たちが集まり、次いで多種多様な新ブランドの低燃費コンパクトカーには、家族連れを始め広い層が足を止めていた。
燃料電池電気自動車のコンセプトカーや、ハイブリッドカーにも人垣ができており、環境への関心の高まりを感じさせていた。
また、各ブースを賑わせているのは、楽しいダンスや趣向を凝らしたパフォーマンス、スーパードライビングなどが体験できる実演コーナーだった。

テーマ館
日本のくるま100年展
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