平成12年11月4日
来場者 予想を上回る17万8千人に!
初めての「商用車」ショーが閉幕
社団法人自動車工業振興会(会長:奥田 碩)は、千葉県・幕張の幕張メッセ〈日本コンベンションセンター〉で開催した第34回東京モーターショー
−商用車− (2000年)(総裁:寛仁親王殿下)を、4日午後6時、成功裏に閉幕した。
「個性満載。地球を走る。明日をつくる。」をテーマに、昨年の「乗用車・二輪車」ショーに続く初めての「商用車」ショーとなった今回は、世界7カ国から129社、2政府、2団体が参加し、261台の車両が展示された。
10月31日(火)から11月4日(土)まで5日間の会期中の総入場者数は、一般
公開日の天候が不順であったものの、17万7,900人に達し、当初予想の12万人を大きく超えた。
主催者は、「初の総合商用車ショーとして満足する成果を収めることが出来た。出品メーカー各社が、環境対策やIT(情報技術)
、福祉といった面での新技術開発の成果を積極的に展示したため、一般来場者の動員にも繋がった。産業活動や暮らしを支える商用車を間近で楽しみながら、幅広い層にご理解いただくショーになった」と、評価している。
≪次回は「乗用車・二輪車ショー」を来年開催≫
名 称: |
第35回東京モーターショー −乗用車・二輪車−(2001年) |
会 期: |
平成13年10月26日(金)〜11月7日(水)
・プレスデー:10月24日(水)、25日(木)
・特別招待日:10月26日(金)
・一般公開日:10月27日(土)〜11月7日(水) |
会 場: |
幕張メッセ〈日本コンベンションセンター〉 |
テーマ: |
Open The Door! くるま。未来を「ひ・ら・く」 |
入場料: |
一 般(高校生以上) 1,200円 小中学生 600円 |
今回ショーの特徴
- 環境技術
- エネルギー効率が高いディーゼルのクリーン化や、CNG、LPGなどの代替燃料、電気と組み合わせたハイブリッド車等が数多く展示された。
例:CNG(圧縮天然ガス)、LPG(液化プロパンガス)、超低排出ガスガソリン、クリーンディーゼル、ハイブリッド
- 排出ガスをクリーン化する各種触媒(ディーゼルパティキュレートフィルター等)
- IT
物流システム、運行管理、介護サービス運行管理、商品デリバリー、バスロケーション案内、ネット型運送業支援、先進安全自動車(ASV)、商用車ならではの運行管理やデリバリーに関する技術展示が注目を集めた。
- 福祉車両
訪問介護車、車イスを乗せやすくした車両、ノンステップバスなど、国内メーカー全社が福祉に配慮した車両を出品した。
車イスでの来場者も多く見られ、福祉車両の展示を中心に熱心に見入っていた。
- 特別企画
- 同乗試乗会:
各社提供の26台により、会期中の5日間実施され、延べ運行回数が1,830回、延べ試乗者数が4,330人となり、好評を博した。
- 特別出品(1):
「暮らしを守る車たち〜千葉県コーナー」では、千葉県、千葉市で活躍する商用車が展示され、一部で実演、体験することができた。
特別出品(2):「交通安全推進コーナー」では総務庁による交通安全展示が運輸省、建設省、道路公団をはじめ関係団体・法人8社で実施された。
- シンポジウム:
11月1日に「ITと物流の大融合時代がやってきた」、3日に「デリバリー最前線」をテーマにしたシンポジウムを会場内で開催し、参加者は両日とも400人を超える盛況となった。
お問い合わせ先
11月5日まで
社団法人 自動車工業振興会 東京モーターショー事務局
電 話(043)296−7711 内線 7010 飯田、和田
11月8日から
社団法人 自動車工業振興会 総務部
電 話(03)3211−8829 (総務部直通) 飯田、和田
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以 上
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