各社LOGO

ジャガージャパン株式会社


第33回東京モーターショージャガー出展車両ラインナップ(価格はメーカー希望小売価格)
 
■ジャガーSタイプ3.0 V6
(578万円)
■ジャガーSタイプ3.0 V6 SE
(640万円)
■ジャガーSタイプ4.0 V8
(763万円)

ジャガーSタイプ3.0 V6
ジャガーSタイプ3.0 V6 SE
ジャガーSタイプ4.0 V8
 コアマークバリューである「美しくかつオリジナリティーに溢れた」を反映して、ボディデザインも曲線を基調とした当時のジャガーらしさを再現、他のいずれとも異なる独特のもの。スタイリングデビューに先立ち実施された世界規模のマーケティングクリニックでは、ほとんどの調査対象者が、マークを隠したSタイプを「ジャガーである」と認識した。
 
このSタイプには、ジャガーとしては初のダッシュボード組み込み式サテライトナビゲーションシステムや、左右独立調整式エアコンシステム、分割可倒式(6:4)リアシート等、このクラスの顧客の利便性に対する要求を実現させたアイテムが多数装備されている。また、量産車としては世界ではじめて、電話、オーディオ、エアコンのコントロールを音声で操作する機能が開発された。電話を除くエアコン、オーディオについては将来的に日本でも採用される予定である。
 
エンジンは、既存の4リッターV型8気筒エンジンの他に、新開発の238DINps、3リッターV型6気筒エンジンが設定され、日本国内でのモデルラインアップは3.0 V6/V6 SE/4.0 V8の3モデル。
価格は600万円を下回る578万円から。

■ジャガー XJ エグゼクティブ 3.2-V8(699万円)

XJ エグゼクティブ3.2-V8は、240DINpsを発生する新型のショートストローク3.2リッターV型8気筒エンジンを搭載し、ZF社製5速オートマチックトランスミッションを採用。従来の直列6気筒3.2リッターエンジンに比べ、約11%パワーアップし、従来の4.0リッターエンジンとほぼ同等のスペックとなっている。そこから生み出される軽快で俊敏な走行性能に加えて、電動全自動クライメートコントロール、電子制御スタビリティコントロール、サイドエアバック、アルミホイールを標準装備するなどエントリーモデルとしては、例を見ないバリューフォーマネーなモデルになっている。

今モデルからは、トラクションコントロール及び後席用シガーライターが標準装備となった他、高速走行時の制動力が向上したABSプラスを採用。エクステリアデザインでは、上級仕様のサイドウインドウサラウンドのフルクローム化及び新デザイン(コロナ)のアロイホイール採用。

■ジャガー XJR 4.0スーパーチャージド V8(1099万円)

XKRに次いで高出力の370DINpsを発生する、スーパーチャージド4.0リッターV型8気筒エンジンを搭載した、XJR 4.0スーパーチャージドV8は、V8 XJシリーズの性能面でのフラッグシップとして位置付けられている。高出力に耐えるMBW 5A5810型5速AT電子制御アダプティブダンパーを持つ、CATS(コンピュータアクティブテクノロジーサスペンション)と、P zeroシステム装着18インチアルミホイール採用により、究極のハンドリング、スタビリティ、ステアリングレスポンス、およびウエットグリップ性能を提供する。

今モデルからは、エンジン細部のリファインを行ったAJ27エンジン及び高速走行時の制動力が向上したABSプラスを採用。リアシートヒーター、雨天感知式 オートワイパー、後席用シガーライターを標準整備化し、新型アロイホイール(アステロイド)を採用した。

■デイムラー スーパーV8(1299万円)

英国に現存する社名の中で最古の100年にわたる歴史を誇るデイムラーは、常に英王室とともにあり、御料車、公用車を提供し続けてきた。デイムラースーパーV8は、V8 XJシリーズのフラッグシップとして位置付けられており、370DINpsを発生する新型のスーパーチャージド4.0リッターV型8気筒エンジンを搭載。その高性能がロングホイールベースのコーチワーク、バーウォールナット材を使用したウッドパネル、メーカーオプションのシートヒーター内蔵の電動リアツインシートに代表される、デイムラーの豪華仕様と絶妙に組み合わされており、オーナーに高級感および高性能の究極のブレンドを提供している。また、最適な快適性および洗練性を得られるように調整されたコンピュータアクティブテクノロジーサスペンション(CATS)を標準整備している。今モデルからは、XJR同様、エンジン細部のリファインを行ったAJ27エンジン及び高速走行時の制動力が向上したABSプラスを採用、雨天感知式オートワイパーを標準装備とした。

■XKRコンバーチブル(1290万円)

XKRはXK8に搭載の4.0リッター90度V型8気筒32バルブエンジンを水冷ツインインタークーラー装備の「イートンM112」スーパーチャージャーで過給する超高性能スポーツカーである。最大出力はノーマルアスピレーションモデルの28%増の375DINps、最大トルクは同33%増の53.5DINkgmに達し、トランスミッションは、ZF社と共同開発の5速A/Tを採用している。

また、この高い動力性能を適正化するため、サスペンション、ステアリング、ブレーキ、タイヤの各部は全て仕様変更されている。足回りはジャガーのCATS(コンピュータアクティブテクノロジーサスペンション)に18インチの専用アルミホイールとピレリ社「P zeroシステム」を装備。

全アルミ製のシリンダーブロックは、スーパーチャージャーの加圧に対応させるため、ジャガー社の開発センターで再設計され、高剛性化と軽量化に成功している。

エクステリアの特徴は、フロントエアインテークのメッシュグリル、ボンネット上のツインルーバーとトランクリッドのスポイラー及び、専用デザインの18インチアルミホイール。

ベースとなったXK8シリーズは、ジャガー社が1996年に同社としては21年振りの本格的なスポーツモデルとして開発し、市場投入されたもの。発表以来その美しさで数々の賞を受賞した流麗なボディスタイリングを特徴とするモデルであり、コンバーチブルのほかに2ドアクーペがある。

今モデルからは、高速走行時の制動力が向上したABSプラス及びDVDナビゲーションシステム(VICS & TV機能付)を採用、オーディオのスピーカー数を4から6に変更。リアシートヒーター、雨天感知式オートワイパー及びトランク内の収納ネットを標準装備とした。

■XK180(参考出品)

今回日本に初登場のコンセプトカーXK180は、コンピューターシミュレーションによる最高速が180マイル(約290km/h)に達することに由来している。

XK180の製作を担当したジャガー社の特別仕様車部門SVOは、90年代初めまでデイムラーDS420リムジンを手作業で生産していたチームを中心として、その生産終了後設立された。現在の同部門は、車作りのあらゆる分野で豊富な経験と知識をもつ専門スタッフと優れた技術をもつ職人とで構成されている。主要諸元は以下のとおり。

全長
4,425mm
ホイールベース
2,465mm
車両重量
1,556kg
エンジン
3,996cc 水冷V型8気筒
DOHCスーパーチャージャー付
最高出力
450DIV BHP
トランスミッション
電子制御5速A/Tプッシュボタン式ギヤセレクター
ブレーキ
ブレンンボ社製アルミニウム4ポットキャリパー
フロント=355mm×32mm
リア=315mm×28mm
ベンチレーテッドディスク
タイヤ
フロント=ピレリ社製P zero Direzionale
255/35ZR20
リア=  〃  Asimmetrico
285/30ZR20
ホイール
(2ピースアルミ)フロント=9×20 リア=10×20
最高速度
(コンピュータシュミレーション)180mph(約290km/h)
0-60mph
(0-100km/h) 5秒
乗車定員
2名