テーマ館ツアー


メルセデス・ベンツ 500K カブリオレC
(1935年・ドイツ)

スーパーチャージャー付直列8気筒OHVエンジンと前輪独立懸架をもと高度に洗練されたツアラー。1926年にベンツ社とダイムラー社の合併により生まれたメルセデス・ベンツ社が、数々のレースに活躍したSシリーズの後継として発表したモデルで、グランド・ツーリングカーの先駆けといわれている。1934年から36年の間に約300台が生産された。映画「サウンド・オブ・ミュージック」で主人公である大佐の一家がナチスからの逃亡を図るシーンに使われているのは、サイドに小窓を加えたカブリオレB。大佐の地位の高さやドイツとオーストリアのつながりなどが見てとれる。


サウンド・オブ・ミュージック
(1965年・アメリカ 20世紀フォックス作品)

オーストリアの古都ザルツブルグを舞台に、尼僧見習いのマリアと、頑固な退役海軍大佐、7人の子供たちとの心の交流を描いた、ミュージカル映画の最高傑作。「ドレミの歌」「エーデルワイス」など歴史に残る数々の名曲とともに、現在も高い人気を誇っている。


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