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TOKYO MOTOR SHOW 2005
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プレイバック2003
FIAT - ユニークMPV含めコンパクトモデルでアピール
 コンパクトなモデル3台を展示するFiat Autoのフィアットブース。独特なデザインの2列シートながら6名乗車のMPV「ムルティプラ」も注目車ですが、「プント」の新型モデルが日本初お目見え。
 新型デザインでは、フロントマスクを落ち着いた印象に一新、コンパクトなハッチバック・ボディはやや大きくなっています。
 色鮮やかな“イタリアン・イエロー”の「プントHGT」は1.7リッター・5MTのスポーツバージョン、1.2リッターATの「プントエモーションスピードギア」はスタンダードモデルで、参考出品ながら市販もされることになりそうです。
フロントマスクを一新した新型「プントHGT」
AUDI - 企業哲学に基づき革新的でスポーティな世界を表現
 アウディの展示ブースは、展示8台のうちフルタイム4WD(quattro)モデルを7台展示するなど、企業哲学である「技術による先進」に基づいたエモーショナルで洗練された、そして革新的でスポーティな世界を表現、独自ブランドを前面に打ち出していました。
 来場者の注目の的は「Audi A8 4.2 quattro」を含め3台などの参考出品車。なかでもフランクフルトモーターショーで初公開されたコンセプトカーの「Audi Le Mans quattro」には熱い視線が集中していました。ル・マンで3年連続の優勝を勝ち取った「Audi R8」の遺伝子を受け継ぐハイパフォーマンス・スポーツカーで、V10直噴5.0リッターのバイターボエンジンは610馬力を発生します。「A8」と同様のアウディ・スペースフレームに乗せられたボディは力強さを強調した低くボリューム感のある曲線でまとめられ、全体にはコンパクト。全長は4370mmに抑えられた2シータースポーツカーです。
「Audi R8」を彷彿とさせるシルエットの「Audi Le Mans quattro」
LAMBORGHINI - 強烈なインパクト与える2モデル
 シャープで印象的なシルエットが魅力のランボルギーニは、東京モーターショーに「ムルシエラゴ」と「ガヤルド」を展示、強烈なインパクトを与えていました。日本に初お目見えした「ガヤルド」はV10・5リッターを搭載、V12・6.2リッターの「ムルシエラゴ」に比べてコンパクトながら、ミッドシップ・4WDは同じです。
コンパクトサイズで登場した「ガヤルド」
HYUNDAI - 日本向けに「いつまでも、どこまでも」とメッセージ
 世界市場に急速に浸透しているヒュンダイ(現代)は、「Always therefor you」と世界に向けて発信します。参考出品車「NEOS-II」と「ヒュンダイCCS」を中心に、意欲的な展示です。
 世界で初めて公開された「NEOS-II」は、近未来を見据えた新しいジャンルを提案するCUV(クロスオーバー・ユーティリティ・ビークル)。オリジナルデザインの大胆なスタイルは「力強い馬」をモチーフとしており、前後フェンダーは馬の四肢をイメージさせます。全長3,850mm、全幅1,775mmのコンパクトサイズながら、優雅さも採り入れた前席優先の2+2です。
2005年の商品化を念頭に開発されたCUV「NEOS-II」
FERRARI - ピュアスポーツカーの魅力あふれるブース
 フェラーリの展示ブースには、4台のピュアスポーツカーが並びます。すでに大きな関心を集めている「575MマラネロF1」と「360F1スパイダー」もさることながら、来場者の関心の的は参考出品の「チャレンジ ストラダーレ」と「エンツォ フェラーリ」の2台です。
 中でも、真っ赤なボディにイタリア国旗をモチーフとしたストライプをボンネットからルーフに乗せた印象的なモデル「チャレンジストラダーレ」は、「360」をベースに徹底した軽量化を実現、レースカーのポテンシャルを体験できるオンロードスポーツです。
レースカーのポテンシャルを秘めた「チャレンジ ストラダーレ」
MASERATI - 新モデル投入を印象づける展示
 マセラティブースで異彩を放つラグジュアリーなスポーツサルーンの新型「クアトロポルテ」。ピニンファリーナデザインによって、現代的なイメージを色濃くしました。レーシングカーの分野でも高い実績を持つマセラティのフラッグシップとして、一段と風格を増していました。
時速275kmも可能な「クアトロポルテ」
KIA - 日本市場でのマーケティングとアピール狙う
 来場者の輪がひときわ目立つキア(起亜)のブースで、その輪の中心にあるのがコンセプトカー「KCV-3」。未来のキア車デザインを追及した小型クーペのコンバーチブルで、「若々しくスポーティでフレンドリー」というブランドイメージをベースに、高い機能性と安全性を盛り込んでいました。
 オリジナルデザインだが、パリのウリエーズ社で製作されたヨーロッパテイストのスタイルは、20〜30歳をターゲットにしたもの。ヒュンダイグループ・メーカーとしてブランドもアピールしていますが、「すぐにでも日本で発売してほしい」という来場者の声も寄せられていました。
日本市場にもブランドをアピールする「KCV-3」
GENERAL MOTORS - 革新的技術搭載のモデルが先進のデザインで集結
 世界のビッグワン、ゼネラルモーターズ(GM)は、キャデラック、シボレー、オペル、サーブ、ハマーの5つのブランドをブース内に配しました。それぞれのブランドの個性を強調しながらGMグループの広がりを紹介するとともに、ブース中央にGMタイムゾーンを設けて、コンセプトカー「ハイ・ワイヤ」や燃料電池自動車「ハイドロジェン・スリー」を展示、GMの考える環境技術や未来の自動車の姿を提示しています。
 燃料電池技術や運転操作を電子制御で行うバイワイヤ技術を採用した「ハイ・ワイヤ」は、スケートボード状のシャシーに燃料電池と駆動系を格納、広い居住空間を確保しながらいろいろなボディ形状が採用できるという未来の自動車です。
 ブランド別展示では、見る者を圧倒するのがキャデラックの「シックスティーン」。その名のとおり、13.6リッターのV型16気筒エンジンを搭載、1000馬力を発生しますが、走行状況に応じて4、8、16気筒に切り替わる可変シリンダーシステムを採用しています。また、キャデラックのコーナーには、ダイナミックなデザインのオープンカー「XLR」、斬新なデザインのSUV「SRX」などの市販モデルも人気を集めていました。
 シボレーのコーナーには、ジウジアーロとイタルデザインチームによる「エピカ」、ピニンファリーナデザインの「オプトラ」など日本市場投入を予定しているセダンを参考出品、ハマーのコーナーではオフローダー「ハマーH2」が来場者の前にせり出すように展示され、迫力を誇示していました。
燃料電池技術とバイワイヤ技術を盛り込んだ「ハイ・ワイヤ」
ボンネットトップがガルウィング状に開く「シックスティーン」
OPEL - ドイツ車の味わい深い走りと斬新なデザインを提供
 GMブルーのブース装飾を背景に鮮やかな黄色のイメージカラーが引き立つオペルコーナーの正面で、「インシグニア」が強烈な印象を与えていました。コーナー内の新型「アストラ」や市販モデルを従えるコンセプトカーです。単なるラグジュアリーセダンというだけでなく、V8・344馬力エンジンは最高速度250km/hを引き出すなどドライビング・ダイナミクスを実現、また、独自開発のパンタグラフ機能を内蔵するリアシートやリアゲートを採用することで多様性を広げ、さらにダイナミックなデザインとプロポーションによる表情豊かなスタイリングを採用するなど、オペル・ブランドが中核的な特徴としているポイントを具現化しました。
 オペルコーナーのもう1台は、3代目の新型「アストラ」。伝統のハッチバックスタイルに回帰しながら、オペルの顔になった「V字型グリル」を採用、インタラクティブ・ドライビング・システムを搭載し一気にスポーツ性を高めました。
ラグジュアリーセダンに新機軸を盛り込んだ「インシグニア」
SAAB - 各グレードにフラッグシップモデルを展示
 北欧のモダンをコンセプトとした落ち着いた雰囲気のなかに展示されたサーブ車3台は、コンセプトカー「9-3 スポーツハッチ・コンセプト」と「9-3 カブリオレ エアロ」「9-5 エステート エアロ」。サーブ伝統の5ドアデザインを継承した「9-3 スポーツハッチ・コンセプト」は、ミッドサイズのワゴン市場に参入する意思を初めて示した意欲的なモデル。アクティブな走りをもたらす最高出力250馬力の2.0リッター・ターボチャージャー付きで、サーブ独自技術のコーナー進入時に回頭性を高めるリアクシス・ステアリング機構を装備したマルチリンク式サスペンションを搭載していました。
多様性にも配慮した「9-3 スポーツハッチ・コンセプト」
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