ブースガイド

 

フォード・ジャパン・リミテッド

フォード・ジャパン・リミテッド


展示の見どころ

□展示車の見どころ

写真:リンカーンLS□リンカーン LS(市販予定車)
LSとは、すなわち“Luxury Sport(ラグジャリー・スポーツ)”を指す。その名が表す通り、リンカーン LSは、そのブランドが持つスタイルとエレガントさをそのままに、かつてないアメリカン・ラグジャリーとヨーロピアン・ドライビングを融合し開発された。リンカーン LSは、アメリカを感じさせるスポーツ・セダンを求めるドライバーのための新世代のリンカーンなのである。
エレガント且つスタイリッシュなエクステリア・デザインは、流行にとらわれないクラシカルなプロポーションを持たせながら、現代的な機能美を実現している。そして、レザーに包まれたインテリアは、リンカーンならではの上質感あふれる空間を作りだしている。もちろんナビゲーション・システムに代表される最新テクノロジーも満載されている。さらに特筆すべきは、卓越したドライビング・パフォーマンスである。新開発の3.9リッターDOHC V8と大幅に改良されたデュラテック3.0リッターDOHC V6エンジン。マニュアル・モード付5速オートマティック・トランスミションや50:50に近い理想的な前後重量配分。そして、この車のためにゼロから新設計された後輪駆動のプラット・フォーム。更には軽量なアルミを多用したエンジン、サスペンション、ボディ・パネルなど、これらの機能を採用することで、卓越したバランスと走行性能を実現している。
リンカーン LSの日本仕様は、日本の道路事情にもマッチするよう、5mを切るボディー・サイズや、リンカーン・ブランドでは初めてとなる右ハンドルを採用している。この点からも、リンカーンの日本に対する意気込みが理解いただけるはずである。
 
□フォード・5ドア・ハッチバック/ワゴン(参考出品車)
 フォーカス・ラリー(参考出品車)
写真:フォード・5ドア・ハッチバック/ワゴン
写真:フォーカス・ラリー
日本に来春導入予定のフォーカス・5ドア・ハッチバックとワゴンが、東京モーターショーにいち早くお目見えする。
昨年10月のヨーロッパ発売以来、その先進的なニューエッジ・デザインと高効率なパッケージング、そして卓越したハンドリングで人気を博し、フォーカスは、1999年度ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞した。そしてそれは、かつてない新しい価値観の到来を意味している。
まずフォーカスで目を引くのが、フォードのアイデンティティであるニューエッジ・デザインが生み出すスタイリッシュなエクステリア・デザインである。インテリアはエクステリアと調和したエルゴノミクス・デザインに基づく高い実用性を持ち合わせ、独創的で機能的な空間を作りだしている。
そのパッケージングもさらに注目すべき点である。クラス最長のホイール・ベースはトップ・レベルの室内空間と、積載スペースを可能にしている。そして新開発のプラットフォームやコントロール・ブレード・サスペンションなどにより、この分野においても、クラス・トップ・レベルの乗り心地とハンドリングを実現している。今回合わせて展示されるWRCワールド・ラリー・カーにフォーカスが選ばれていることも、その優れた素性を証明しており、安全性能に妥協はない。EURO-NCAPの乗員保護テストで満点評価を獲得した高いボディ剛性。運転席・助手席SRSエアバックに加え、頭部保護機能付サイドを標準装備するなど、装備面も充実している。
フォーカスはすべてにおいて従来のクラスの概念を打破する先進のデザイン性と機能性が融合した新しいヨーロッパのスタンダードを提案している。フォーカスが「ベスト・イン・クラス」と呼ばれる由縁が、ここにある。
 
□フォード 021C(コンセプト・カー)
写真:フォード021C
都会派コンセプト・カー、フォード 021Cは、世界第一級のコンシュマー・カンパニーを目指すフォード・モーターの決意を実現したモデルである。若手プロダクト・デザイナーとして世界的な実績と影響力を持つマーク・ニューソン氏が手掛けたこのフォード 021Cは、年齢や経済力といった様々な理由から、車の購入に対して具体的な検討に至らない21歳未満のいわゆる第2次ベビー・ブーマー世代、つまり、ブランドを熟知し、またテクノロジーにも極めて敏感な独自性が表現できる商品を求める若者達を訴求対象としている。フォード 021Cは、誠実でシンプルで心温まる車であることをコンセプトに、注目すべき次世代の消費層の求める価値をすべて備えている。その開発にあたり、オーストラリア生まれの有名デザイナー、マーク・ニューソン氏を起用し、フォード流のデザイン・プロセスに真っ向から挑戦させるという異例のステップを踏んだ。
ピラーのない構造、後部ヒンジ式後部ドア、室内への出入りが簡単な旋回式フロント・シート等がデザイン的な特徴であり、単一フロント・ヘッドライトには、革新的なプログラマブル白色LEDと、ファイバー・オプティック照明システムを採用している。パワー・トレーンは、フォードの1.6リットル・Zetec-SEエクステリアに、ステアリング・ホイール取付の押しボタン式制御装置をもつ4速オートマティック・トランスミションを組み合わせたものである。
このコンセプト・カーは、カー・デザインを専門としないデザイナーによるプロジェクトから生まれた第一号モデルとして、東京モーターショーで初めて発表される。
 
□フォード FC5(コンセプト・カー)
燃料電池を動力とするフォードのコンセプト・カー「フォード FC5」が、1999年フランクフルト・モーターショーで注目を浴びた。現在、フォードがバラード・パワー・システム社およびダイムラー・クライスラー社と共同で開発している第5世代燃料電池を動力源とする5人乗りのファミリー・カー。それが、東京モーターショーでも展示されるフォード FC5なのだ。
写真:フォードFC5フォード FC5のコンセプトは、これから約5年間で実現可能な最も環境にやさしく、5人家族にとって快適なカー・ライフを提供するファミリー・カーである。FC5は、最新世代の燃料電池技術からの電力を使用することで、優れた燃料効率と超低エミッションを実現し、現在のガソリン車と同様の走行距離や最高速度を可能にしている。フォードは、燃料電池技術の応用分野で世界のリーダーであり、FC5は今までに開発された最先端の燃料電池装備のもとに構築されている。搭載する燃料電池の大半を車両床下に置くことで、5人が無理なく乗用できる室内空間を生み出すことが可能になった。
次世代ファミリー・カーが利用できる最も実用的技術として多数の専門家が考える燃料電池は、燃料資源からの水素と大気中の酸素を電気化学的に化合させることで発電する。その工程は、効率的且つ静寂で、燃焼を伴うものではない。フォード FC5では、水素はメタノールから抽出される。メタノールは取扱が簡単で、ごく少量の排出ガスしか生み出さない。
FC5はメタノール・リフォーマ(改質装置)を使用する燃料電池車の仕組みをわかりやすく紹介するために、ボディとシャーシ部分が分離する可動展示モデルとなっている。ボディー全体が持ち上がることで、液体メタノール貯蔵要燃料タンクから始まる、小型の第5世代燃料電池パワー・トレーンの主要な技術のコンセプトを見ることが出来る。
FC5は静的展示車両であるが、フォードは、モンデオをベースにしたP2000 HFCという、道路走行可能な燃料電池車をすでに完成させ、集中的な実験を行っている。FC5とは異なり、P2000 HFCは、純粋な気体水素の形の燃料を使用するため、電気と純粋だけを生成し、燃料リフォーム処理の必要なない。しかし、水素燃料を供給するインフラストラクチャーの開発には大きな障害がある。そのため、FC5のようなメタノールをベースにした車のほうが、近い将来においては遥かに実現性があるのだ。フォードは、2004年までに燃料電池車の少量生産の開始を予定している。
 
□展示車一覧表
1
リンカーン LS 市販予定車
7
フォード KA
2
フォード フォーカス・5ドア・ハッチバック 参考出品車
8
フォード マスタングGクーペ
3
フォード フォーカス・ワゴン 参考出品車
9
フォード マスタング GT35th
アニバーサリー・エディション・コンパーチブル
4
フォード フォーカス・ラリー 参考出品車
5
フォード 201C コンセプトカー
10
フォード エクスプローラー Eddie Bauer
6
フォード FC5 コンセプトカー
11
フォード モンデオ・セダン 2.0GLX


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