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モーターショーの歴史
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第28回東京モーターショー(H元.10/26〜11/6)  幕張


Poster
第28回東京モーターショーポスター

 テーマは「自由走。ハートが地球を刺激する。」。舞台も千葉・幕張メッセへ移された。総来場者192万4,200人、参加国は15カ国・333社・2政府・3団体、報道関係者は国内6,712人、海外1,189人とこれらすべて過去最高と、記録ずくめのショーとなった。

 今回の最大の特色であり見どころとなったのは、国産、外国の乗用車が同じフロアに一堂に会し、技を競っていたことだろう。中でもひときわ目立っていたのは世界のトップレベルになった日本の自動車産業が、その技術力をもとに欧米の高級車に匹敵する車づくりに挑戦し、見せ場をつくっていたことであった。

 選択消費が主流になった現代では個性、感性、シンボル性と多様化が進行、そうしたニーズを新車開発で具現化したところに今回の成功があったと考えられる。また、国際的にも新しい時代を創造して作られた日本車は今、世界市場に広がり、欧米とは異なる車文化を生み出しつつあり、外国報道関係者が大勢訪れたのもそうした点に関心があったようである。

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mikuni@nyc.odn.ne.jp