ルノーにとってモーターショーのブースは宝石箱であり、展示される車は宝石であるという考えの下、今回のブースは、明るく、透明感、素材感あふれるものとなっている。展示スペースに設けられたアーチは、優雅でありながら力強い現代建築を連想させ、その柱の素材であるガラスは、壁で囲まれていない展示スペースと相まって、明るく開放的な空間を創出している。 また、ガラスの柱へ照明を当てることで、透明感を際立たせる一方、布を使用した柔らかく温かみのある印象の天井が、ガラスの硬質感と絶妙に調和している。未来の車を提案するコンセプトカー2台を前面手前の角へ、ルノーのチャレンジスピリット・テクノロジーの象徴であるF1マシンを対角奥に配置し、その間に、現行のモデルを配置することで、ルノー車の現在から未来への流れを表現している。 同時に、ルノーの強いメッセージの一つである安全性、そして販売台数ヨーロッパナンバーワンを視覚的にアピールしている。展示車輌の構成は、ビー・ボップと名づけられた2台のコンセプトカーをメインに、昨年からシャシー、エンジンともに自社製となり100%ルノー体制で参戦を始め、早くも今年のハンガリーGPで優勝するなど活躍を見せるF1マシンR23、2003年カー・オブ・ザ・イヤーに輝き、ヨーロッパで大ヒットとなった新型メガーヌファミリーのうち3モデル、F1テクノロジーの流れを汲む新型ルーテシアRSV6、日本で8月に販売され好評のカングー、ラグナとなっている。
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独立した機関であるユーロNCAPが、ヨーロッパで実施する衝突安全試験において、史上初の最高ランクとなる5つ星を獲得したモデル。ルノーの安全性に関する長年の研究が、市販車に生かされていることの証明となった。しなやかな足まわりと余裕のある3リッターV6エンジンの組み合わせにより、長距離ドライブを快適にこなせる。また、フレンチタッチのデザインは、ワゴンボディをエレガントに仕立て上げている。 全長:4,695mm 全幅:1,790mm 全高:1,485mm 車輌重量:1,450kg
マイナーチェンジにより、パワフルな1.6リッターエンジンと観音開きタイプのダブルバックドアが新たに選べるようになったルノーカングー1.6が、8月末に日本で発売開始となった。車体色もこれまでの5色から注文色となる5色を加え合計10色となり、用途、好みに合わせ選択の楽しみが広がった。