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ブースのご案内
ヨーロッパにおいて100年を越えるクルマ作りの歴史と伝統を持つオペルは、日本においてもドイツ車の味わい深い走りと品質を提供しつつ、これまでに累計20万台以上を販売している。新たに「Fresh Thinking-Better Cars」のスローガンを掲げるオペルは、新型ベクトラ・セダンの導入を皮切りに、その開発コンセプトである「ダイナミック・デザイン」「ダイナミック・ドライビング」「バーサティリティ&フレキシビリティー」を具現化した商品を次々に導入している。今回のオペルブースでは、9月のフランクフルトショーでベールを脱いだ新型アストラ・ハッチバックや、オペルの新しいデザインの方向性を示したコンセプトカー「Insignia(インシグニア)」を中心に、ベクトラシリーズの最新モデルである「シグナム」、ヨーロッパで好評を博しているコンパクトミニバン「メリーバ」などを展示する。
日本ゼネラルモーターズ 株式会社
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4丁目20丁目3号
恵比寿カーデンプレイスタワー27階
展示内容の見どころ【参考出品車】
インシグ二ア(Insignia)
インシグニアは、単なる大型のラグジュアリー・カーではなく、卓越したドライビング・ダイナミクス、抜群の多用途性、そして表情豊かなスタイリングという、オペル・ブランドの中核をなす3つの特徴を具現化したクルマである。オペルの新たな自信を人々に伝える、いわばアンバサダーとしての役割を果たしている。インシグニアのダイナミック・デザインと美しいプロポーション(全長/全幅/全高:4,803/1,914/1,414mm)は、短めのオーバーハングと長めのロング・ホイールベース(2,915mm)とワイド・トレッド(1,666 mm)により実現されている。ドライバー志向のこの後輪駆動車は、パンタグラフ機能を内蔵する独自の機構をもつリアドアやリアゲートにより、日常のビジネスシーンで活躍する快適な4シーターから、週末のアクティビティや家族でのドライブ、レクリエーションに便利な5シーターへと多彩なシートアレンジが可能となっている。344馬力のアルミ製V8エンジンから生み出される最高速度は250km/h(電子制御機能付き)、0-100km/h加速は6秒以内で達成する。この他、LED発光技術をふんだんに利用したインテリアイルミネーションなど、インシグニアには数多くの革新的な特徴が備わっている。
新型アストラ
オペルブースの目玉のひとつは、歴代3代目となるニュー・アストラである。来年発売されるニュー・アストラ・ハッチバックは、伝統的なハッチバックスタイルに回帰しながらも、ベクトラからオペルのフロントの「顔」となったボンネットからバンパーに到るV字型の造形、前後にクリア引かれたなボディ・ライン、緊張感あるサーフェイス、巧妙なディテール構成など、オペルの新世代のデザイン・テーマを体現している。ニュー・アストラに設定されたアダプティブIDSplus(インタラクティブ・ドライビング・システム)は、路面変化や運転状況に応じてリアルタイムでダンパーの減衰力を自動制御する電子制御式CDC(コンティニュアス・ダンピング・コントロール・システム)を備え、さらにESP(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)とABSの各センサー及びコントロール・ユニットを連携動作させることにより、複合的なシャシー・コントロールを可能にしている。ニュー・アストラは、従来一部の高級車とスポーツカーにしか見られなかったこのシステムを備えた世界初の量販車となる。
ベクトラ ステーション ワゴン
ニュー・ベクトラ・ステーション・ワゴンは、べクトラセダン、GTS、シグナムに続くべクトラシリーズを完結するモデルで、全長4820ミリ、ホイール ベースはシグナムと同じ2830ミリで、クラス最大級のカーゴ・スペース(最大1850リットル)を持つ。後部座席シートバックはトランクスルー機構付きの6:4分割可倒式で、折りたたむと、2メートル超(2.046メートル)の広大なスペースが現れる。さらに前席助手席側のシートバックを倒すことにより3メートル超まで延長可能。IDS(インタラクティブ・ドライビング・システム)、ESPplus(エレクトロニック・スタビリティ・プログラム)を装備し、快適性とともに高度な安全性を追求する。
メリーバ
オペル・コルサ(日本名:ヴィータ)をベースに開発された小型ミニバンで、欧州で成長著しいこのセグメントで好評を博している。オペル・シグナムと同様の「フレックス・スペース」コンセプトを持ち、乗員の人数や荷物の量に応じて、リアシートは独立してスライドさせることにより、4人の乗員に中型セダン並みの居住空間を提供するほか、折りたたんで荷室容積を拡大することができる。メリーバの類い希なフレキシビリティーは、4042ミリというコンパクトな全長に対して2630ミリという長いホイールベースと、1624ミリという全高により実現されている。今回、日本で公開するモデルは、1.6リッター4気筒エンジンとマニュアル的操作が可能なイージートロニックトランスミッションを搭載している。
展示内容の見どころ【市販車】
シグナム
昨年夏に日本で登場した新型ベクトラと同じプラットフォームをベースに、既存のセグメントの枠組みを超えた機能性とスタイルを持った「シグナム」は、日本で12月に発売予定。シグナムの最大の特徴は「フレックス・スペース」と呼ばれるリア席空間で、ベクトラセダンより130mm長い2,830mmのロング・ホイールベースと、前後に130mmスライドするリアシート外側2座席によって、レッグルームを最大限に確保したり、荷室を拡げたりすることができる。後席はシートバックを起こした状態から30度リクライニングして快適なシートポジションを得ることができるほか、後席シート中央部分は折りたたむと2個のカップホルダーを備えるアームレストとして利用できる。リアシートを折りたたんでフラットにすれば、最大で1,410リットルの荷室スペースが生まれる。全長はベクトラ・セダンと比較してわずか25mm増に抑えられており、伸びやかなボディスタイルとがっしりしたCピラーの造形、短いリアオーバーハングにより、エレガントでダイナミックなスタイルとなっている。エンジンはオペル初の直噴4気筒2.2リッター・ガソリンエンジンと3.2リッターV6エンジンが、5速オートマチック・トランスミッションと組み合わされる。
ベクトラ GTS
ベクトラ・セダンに続いて、新型ベクトラシリーズの第二弾として、この春から日本でも導入されたGTSは、セダンよりさらに精悍なフロントマスクとクーペスタイルの流れるようなルーフラインを持つ流麗な5ドアハッチバック。エンジンは、2.2リッター4気筒に加えて、211馬力の3.2リッターV6があり、最高速度は、オペル量販車では最高の248キロに達する。高剛性ボディー、優れたシャシー性能と相まって、ミッドサイズFF車としては、最高レベルのハンドリングを持つ。なお、ベクトラ・セダンは、昨年欧州で14万台以上を販売し、ミッドサイズ・セダンセグメントのベストセラーとなっている。
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