高剛性ボディは、衝突時にキャビンを確保することを目的に衝突エネルギーの吸収経路を複数確保できるよう開発されている。フィエスタは下部経路だけでなく、上部経路へボディパネルを通じてAピラーまで、そのエネルギーを伝達、衝撃を分散する。サスペンションは、フロントにマクファーソン・ストラット、リアにツイストビームを採用。リアサスペンションは、インテリア・パッケージの効率をさらに高め、同時に優れたハンドリング性能を実現している。
エンジンは、最大出力100馬力を発生する1.6リッター・デュラテック16Vを搭載する。
フィエスタの初代モデルは、1976年に発売、その歴史は四半世紀以上である。その間、1,000万台以上が生産され、欧州市場で数々の販売記録を打ち立てた。また、イギリスでは20年にわたり販売台数トップ3を保持した。
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