社団法人 自動車工業振興会(会長 奥田 碩)は、今年10月26日(金)から11月7日(水)まで千葉市の幕張メッセ<日本コンベンションセンター>で開催する「第35回東京モーターショー−乗用車・二輪車−(2001年)」のテーマをはじめロゴマーク・ポスターなどを決めた。
<テーマ>
今回ショーのテーマは、『Open the door! くるま。未来を「ひ・ら・く」』。(英文:"Open
the door ! The Automobiles Bright Future.")
乗用車・二輪車ショーとして21世紀冒頭の2001年に開催される第35回東京モーターショーにふさわしく、新しい時代の幕開けを多様なくるまのドアが次々と開かれるイメージと重ね合わせた。「Open
the door!」は、環境保全に対応した「変革のドア」を「ひ・ら・く」ことでもある。そのドアを開くと、新しいライフスタイルが見える。くるまの創り手と乗り手が共に創造する未来が見える。また、「ひ・ら・く」という表現に、地球市民としての行動の重要さと、21世紀に生きる人間としての「決意」を込めた。
<ロゴマークとポスター>
美術家の上矢 津(かみや・しん)氏とアートディレクターの中村直展(なかむら・なおのり)氏のコラボレーションにより制作された。ロゴマークの「円」は、くるまのパーツは勿論のこと、広がる・内包する・連続するイメージなど心理的にも様々なイメージを生む。また、「円」は、「Open
the door」的な未来へのメッセージも内包している。
<出品概要>
出品(3月1日現在)は、日本を含み13カ国から、276社、6政府、1団体で、内訳は乗用車メーカー39社(国内10社、海外29社)、二輪車メーカー12社(国内4社、海外8社)、部品部門6政府・225社(国内187社、海外6政府・38社)、電気自動車1団体となっている。幕張メッセの全ホール(1〜11ホール)を使用し、総展示面積(屋内)は、約4万5千平方メートル。
今回は海外の主要モーターショーでも一般化してきた企業グループ別の共同展示をトヨタグループ、フォードグループ、GMグループなどが実施する。これは企業グループ傘下の各ブランドを大きな一つの展示スタンドの中に配置し、企業グループのまとまりや一体感を来場者にアピールする狙い。
<特別企画〜技術の歴史に焦点>
今回のショーでは、イベントホール(1,100平方メートル)を使い、『「その時−日本の技術が時代のトビラを開いた。」−みえない名車を見る−』というテーマで、日本が誇る自動車技術に焦点を絞り、実車や実物を中心に数々の技術を展示し、くるまの進化の跡をたどる。また、昨年に初めて分離開催された商用車ショーでも好評を博した公開討論会「トークイン」をショー期間中の10月31日(水)、会場に隣接する幕張プリンスホテルにおいて来場者を対象に開催する。
お問い合わせ:
(社)自動車工業振興会 総務部
Tel:03−3211−8829
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