「ミレニアムタイムカプセルプロジェクト2000」展示 千年単位の暦を千年紀、ミレニアムと呼びますが、私たちが間もなく迎える西暦2000年とは、これまでの千年紀と次なる千年紀のはざま、いわば過去とはるか未来をつなぐという意味を持つ特別な1年ではないかと考えました。そこで、ハーレーダビッドソン2000年モデルでは「ミレニアムタイムカプセルプロジェクト2000」と題した壮大なプランを展開。これは、2000年モデル新車を購入された型のお名前と愛車の車台番号を刻印したプレートを今回特別に製作したタイムカプセルの中に保管し、ハーレー生誕の地アメリカ・ミルウォーキー、ハーレーダビッドソン本社に埋蔵するというもの。20世紀最後のオーナーが歴史の証人として、ハーレーダビッドソンの新たな世紀を見守り続けるというプランです。なお、ディスプレイとして2.5mもの巨大なタイムカプセルを掲げたコーナーには実際に埋蔵されるタイムカプセルも展示しています。 ●FXSTDソフテイル・デュース 〈東京モーターショーで日本初公開のニューモデル〉展示 新世紀のアメリカンクルーザーとしての資質を備えた全くのニューモデルです。伝統的なスタイリングを未来的エッセンスでシャープに磨きあげたスタイリングは次代への方向性を示唆します。洗練された造形のフュエルタンクやインスツルメンツ、近代的デザインの洗礼を受けたフェンダーなど、まさに歴史の節目にふさわしい新鮮なフォルムにご注目下さい。搭載されるのはTWIN-CAM 88B 1450cc OHVエンジン。斬新なスタイリングにふさわしい走りと歴史に忠実な鼓動をお楽しみいただけることでしょう。 「ライフスタイルハイウェイ ルート2000」&HDC展示 ハーレーダビッドソンという特別なモーターサイクルから広がるライフスタイルを様々な角度からご案内しています。ハーレーダビッドソンジャパンが提唱する「10の楽しみ(乗る・出会う・装う・創る・愛でる・知る・選ぶ・競う・海外交流・満足)」をサポートする数々のプログラムを、ハーレーと出会った日から始まる「ライフスタイルハイウェイルート2000」とネーミング、そのシステムがイラストでご覧いただけます。また、このコーナーでは「10の楽しみ」のひとつとして、HDC(ハーレーダビッドソン・モータークローズ等の製造・販売会社)ウェアや用品をも精力的に展示。ハーレーのある充実した暮らしを楽しくイメージしていただけます。 ソフテイル/ヘリテイジ・ソフテイルシリーズ 15年前、ハーレーの伝統的なスタイリングと現代にふさわしい動力性能・走行性能を融合させた新シリーズとして登場した当シリーズが初めて迎えたフルモデルチェンジの全貌をご覧いただけます。何も変えずにすべてを新しくするという設計コンセプトは基本的なスタイリングを頑なに守りながらも、新世紀を迎えるにふさわしいパフォーマンスを実現、新搭載のTWIN-CAM88B 1450ccエンジンはハーレー初の2軸バランサーを装備する高性能エンジンで、このシリーズに連続高速走行を快適にこなせるクルーザーとしての新しい位置づけをプラスすることに成功しました。完全な新設計シャシーの性能とも相まって、その走り、その鼓動感から21世紀のハーレーが見えてきます。このコーナーで2000年1月発売予定である期待と話題の日本初公開・新モデル「ソフテイル・デュース」をはじめ、トラディショナルな重厚感を持つヘリテイジ・ソフテイルクラシックなど、人気の高い6モデルを展示しました。 エレクトラグライドシリーズ 歴史と伝統に裏打ちされた気品と風格漂うツーリングモーターサイクル、エレクトラグライドシリーズ。高速走行時の優れた安定性、軽快なハンドリング性能に加え、機能性を誇るツアーパックやサドルバッグなど、デラックスな装備がライダーに快適な旅を約束します。EFI(電子制御燃料噴射)仕様のTEIN-CAM 88を搭載したFLHTCU-Iエレクトラグライド・ウルトラクラシック・インジェクションのほか3モデルをステージに展示。また、サイドカーモデルをタッチバイクとして展示しています。 ダイナグライドシリーズ 総排気量1450ccのTWIN-CAM 88搭載。その強靱なパフォーマンスにふさわしいダイナシャシーを備えたスポーティなクルーザーがダイナグライドシリーズです。ローライダー、スーパーグライドといったヒストリックな名車の直系のシリーズであり、スポーツするビッグツインという命題を鮮やかにクリアしたことで大きな人気を獲得しています。ステージでは、カスタムの頂点を極めたスタイリングとその高い走行性能が魅力のFXDWGダイナ・ワイドグライドのほか、4モデル(うち1台はタッチバイク)を展示しています。 スポーツスターシリーズ ストリートのみならず、レースシーンで鍛え抜かれたホットな走りがスポーツマインドを刺激するシリーズです。排気量883ccと1203ccの2種類のエボリューションエンジンでラインナップされ、ベーシックなモデルからスポーツ性能を極めたモデル、カスタムルックを追求したモデルなど豊富なバリエーションを持っています。東京モーターショーでは、2000年モデルから大容量フュエルタンクを採用し、重厚感あるアメリカンスタイリングを実現したXL1200Cスポーツスター・1200カスタムのほか、2モデル(うち1台はタッチバイク)を展示しています。 ビューエルコーナー ハーレーダビッドソンのスポーツモーターサイクルブランドとして、その独自のポジショニングを確立したビューエルはいまや日本でも着実にファンを拡大し続けています。独創の設計思想は「異次元を体感する」と形容されるホットなフィーリングを生み出しており、ハーレー製スポーツスター1203ccエンジンをチューンしたパワートレインと操縦性にこだわった独自の設計コンセプトの融合は、いままでには味わったことのない体験をもたらします。ビューエルコーナーでは、衝撃の新価格で登場したサイクロン M2、エキサイティングな走りが五感を刺激するフラッグシップモデル、ライトニング X1、そしてより洗練されたスポーツ・ツアラー、サンダーボルトS3の2000年モデル全ラインナップを展示しています。