展示車の見どころ ■CL600（市販予定車） Sクラスセダンと並び、メルセデス・ベンツのフラッグシップに位置する最高級ラグジュアリークーペがCLです。この新型CLは、数多くの革新的技術を搭載し、車両重量の大幅な軽量化により、まったく新しい走りを生み出しました。そのひとつが新開発アクティブ・ボディー・コントロールです。これは車体の動きをセンサーが感知し、走行状況に応じてダンパーとスプリングの特性を瞬時に制御するもので、発進時やコーナリング時、ブレーキ時に発生するボディーの揺れやロールを抑え、乗り心地と操縦安定性の向上を実現しました。 スタイリングは流麗かつダイナミックな革新的デザインを採用しています。独特の楕円形ツイン・ヘッドライトを持つフロントデザインから大きくカーブを描く伸びやかなアーチ状のルーフライン、それに大きく回り込むアーチウインドウまで、メルセデスの頂点に位置するクーペにふさわしいスタイルとなっています。 エンジンは定評の5l SOHC V型8気筒に加え、新開発の5.8l SOHC V型12気筒を搭載しています。このエンジンはアルミ合金、マグネシウムなど計量高剛性素材の使用や、先進的な設計により、旧型のV12エンジンに比べて約22％の軽量化を実現しました。さらに大きなパワーやトルクを必要としない走行状態の場合に、片側6気筒の燃料供給を停止するシリンダー・カットオフ機構や最新の3バルブデザインにより燃費経済性を高めています。 ■E240／E320ステーションワゴン アバンギャルド 1995年の発売以来、累計100万台以上生産されてきたEクラスは、セダン、ステーションワゴンともに内外装／装備を一新しました。特にエクステリアは、フロントグリル、フロント／リアーバンパー、リアーコンビネーションランプ等、より精悍なスタイリングになっています。装備面では、滑りやすい路面状況や危険回避時においても常に安定した走行姿勢を維持するエレクトロニック・スタビリティ・プログラムをはじめ、Dレンジにセットしたセレクトレバーを左右に動かすことによりシフトチェンジが可能なティップシフト、ステアリングを握ったまま各種装置の操作が行えるマルチファンクション・ステアリングなどを全車標準装備とし、より充実した装備としました。 ■A190アバンギャルド コンパクトなサイズながら、広く快適な室内空間と高い安全性を実現した革新的モデルとして、発売以来ご好評をいただいているAクラスの上級モデルがA190アバンギャルドです。A190アバンギャルドに搭載の新開発1.9l SOHC直列4気筒エンジンは、高い出力とゆとりあるトルクを発生し、スポーティな走行を実現しています。また、16インチ・アルミホイールと195／50R 16ワイドタイヤ、4輪ディスクブレーキのほか、アクティブセーフティを高めるエレクトロニック・スタビリティ・プログラム、ABS、ブレーキアシストを装備し、一層の安全性の向上を図っています。 ■さらに進化した燃料電池車──NECAR ダイムラー・クライスラーは、「環境にやさしいクルマ作り」のひとつとして、燃料電池車の研究開発をしてきました。燃料電池車は、現在の動力源に代わる最も有望な技術です。効率も内燃機関より高く、メタノールや水素など、リサイクルによって製造可能なさまざまな燃料が使用できる利点があります。また、排出ガスが極めてクリーンで、特に水素を燃料とした場合は有害物質をまったく排出しません。今回展示するNECARは、Aクラスをベースとし、メタノールから燃料電池の燃料となる水素を生成する改質器（リフォーマー）と、水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する燃料電池装置を、フロア下に収めています。また、駆動モーターはフロントボンネット内に、メタノール・タンクはリアーに配置し、標準モデルと同等の室内スペースを実現しています。 ■F1（マクラーレンMP4-14／メルセデス・ベンツ） メルセデス・ベンツ製の2998cc､V型10気筒4バルブエンジンFO110Hを搭載したマクラーレンMP4-14は、今シーズンのF1選手権において、激しいチャンピオン争いを繰り広げてきました。昨年チャンピオンを獲得したバンク角72度のV10エンジンをさらに改良し、特に大幅な軽量化を図っています。 ■メルセデス・ベンツ／AMGメルセデス乗用車ラインアップ ●A160（右）／A190アバンギャルド（右）●C200（左・右）／C240（左・右）／C280（左・右）／C200ステーションワゴン（右）／C240ステーションワゴン（右）●E240（右〕／E320（左・右）／E320 4マチック（左）／E320アバンギャルド（左・右）／E430アバンギャルド（左・右）／E240ステーションワゴン（右）／E320ステーションワゴン アバンギャルド（右）／E320 4マチックステーションワゴン アバンギャルド（左）／E430ステーションワゴン アバンギャルド（左）●S320（左・右）／S430（右）／S500（左）／S500L（左・右）●CL500（右）●CLK200アバンギャルド（右）／CLK320アバンギャルド（左）／CLK320カブリオレ（左）●SLK230コンプレッサー（左・右）●SL320（左・右）／SL500（左）●ML320（右）／ML430（右）●V230（右）／V280（右）●G320（左）／G320カブリオレ（左）／G320 LONG（左）／G500（左・右）／G500カブリオレ（左・右）／G500 LONG（左・右）●AMG C43（左・右）／AMG C55（左）／AMG C43T（左）●AMG E55（左・右）／AMG E55T（左）●AMG S55（左）／AMG S55L（左）●AMG CLK320（左）●AMG SLK230（左）●AMG SL55（左）●AMG SL73（左）●AMG G55 LONG（左） ※（ ）内はステアリング
Sクラスセダンと並び、メルセデス・ベンツのフラッグシップに位置する最高級ラグジュアリークーペがCLです。この新型CLは、数多くの革新的技術を搭載し、車両重量の大幅な軽量化により、まったく新しい走りを生み出しました。そのひとつが新開発アクティブ・ボディー・コントロールです。これは車体の動きをセンサーが感知し、走行状況に応じてダンパーとスプリングの特性を瞬時に制御するもので、発進時やコーナリング時、ブレーキ時に発生するボディーの揺れやロールを抑え、乗り心地と操縦安定性の向上を実現しました。
1995年の発売以来、累計100万台以上生産されてきたEクラスは、セダン、ステーションワゴンともに内外装／装備を一新しました。特にエクステリアは、フロントグリル、フロント／リアーバンパー、リアーコンビネーションランプ等、より精悍なスタイリングになっています。装備面では、滑りやすい路面状況や危険回避時においても常に安定した走行姿勢を維持するエレクトロニック・スタビリティ・プログラムをはじめ、Dレンジにセットしたセレクトレバーを左右に動かすことによりシフトチェンジが可能なティップシフト、ステアリングを握ったまま各種装置の操作が行えるマルチファンクション・ステアリングなどを全車標準装備とし、より充実した装備としました。
コンパクトなサイズながら、広く快適な室内空間と高い安全性を実現した革新的モデルとして、発売以来ご好評をいただいているAクラスの上級モデルがA190アバンギャルドです。A190アバンギャルドに搭載の新開発1.9l SOHC直列4気筒エンジンは、高い出力とゆとりあるトルクを発生し、スポーティな走行を実現しています。また、16インチ・アルミホイールと195／50R 16ワイドタイヤ、4輪ディスクブレーキのほか、アクティブセーフティを高めるエレクトロニック・スタビリティ・プログラム、ABS、ブレーキアシストを装備し、一層の安全性の向上を図っています。
ダイムラー・クライスラーは、「環境にやさしいクルマ作り」のひとつとして、燃料電池車の研究開発をしてきました。燃料電池車は、現在の動力源に代わる最も有望な技術です。効率も内燃機関より高く、メタノールや水素など、リサイクルによって製造可能なさまざまな燃料が使用できる利点があります。また、排出ガスが極めてクリーンで、特に水素を燃料とした場合は有害物質をまったく排出しません。今回展示するNECARは、Aクラスをベースとし、メタノールから燃料電池の燃料となる水素を生成する改質器（リフォーマー）と、水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する燃料電池装置を、フロア下に収めています。また、駆動モーターはフロントボンネット内に、メタノール・タンクはリアーに配置し、標準モデルと同等の室内スペースを実現しています。
メルセデス・ベンツ製の2998cc､V型10気筒4バルブエンジンFO110Hを搭載したマクラーレンMP4-14は、今シーズンのF1選手権において、激しいチャンピオン争いを繰り広げてきました。昨年チャンピオンを獲得したバンク角72度のV10エンジンをさらに改良し、特に大幅な軽量化を図っています。