TOKYO MOTOR SHOW WEB SITE 社団法人 日本自動車工業会
東京モーターショー自動車関連自動車ガイドブック サイトマップヘルプENGLISH
世界のモーターショー
前のページに戻る

モーターショーレポート

ハノーバー(2004年9月)

■名称: The 60th International Motor Show (IAA) Commercial Vehicles in Hannover.

■主催:Verband Der Automobilindustrie (VDA)

■会期: プレスデー 2004年9月21日(火)〜22日(水) 2日間
一般公開日 2004年9月23日(木)〜30日(木) 8日間

■会場:ハノーバー・エキシビジョンセンター

■URL:http://www.iaa.de/2004/www/Englisch/fr_home.php

■ショーの概要・様子

ドイツ・ハノーバーにて平成16年9月23日(木)〜30日(木)の8日間、第60回ハノーバー商用車ショー(The 60th International Motor Show (IAA) Commercial Vehicles in Hannover. )が開催されました。会場はハノーバー・エキシビジョンセンターで、2000年にEXPOが開催されたこの会場は、ハノーバー市街から電車を利用して15分程で着くことが出来、会場入口前に専用駅が設けられていました。その他にも会期中、特急が臨時に停車する駅も会場脇にあるなど、交通の便はよく整備されていました。規模は展示面積が20万m²の広さを誇り、今回のショーでは約16万m²※1を使用していました(東京の商用車ショーに比べ約6倍)。

出品者数は世界40カ国から1,370社が参加し、トラックなどの商用車からバス、特装車、トレーラー、ボディ・コンテナ、部品・アクセサリー、修理・メンテナンス用品、機械器具などが展示されていました。自動車メーカーではルノー、ボルボや専門メーカーのMANやイベコ、スカニアなど主要なメーカーが揃い、自社の新製品・技術をPRしていました。中でも注目は環境と安全。排出ガス規制のユーロ4、5への対応についてダイムラークライスラーやスカニアから新しい提案があり、安全性については車線をキープする技術などアクティブな取り組みが紹介されていました。また来場者の約90%が専門家(プロユーザー)※2であることから、商談用に立派なラウンジを設けている出品者も見受けられました。

主催者の特別企画も屋外スペースなどを活用し実施されていました。大型トラックを実際に走行させてのABS実演(交通安全デモンストレーション)や公道を自分でドライブ出来る試乗会(ライトコマーシャルビークル・テストドライブ)など最新車両の機能を体験出来るものから、いにしえの商用車たちを紹介する展示(クラシック・コマーシャル・ビークル展)など様々な内容で来場者を楽しませてくれていました。

主催者の話によると「ヨーロッパではこれまでインターナショナルな商用車ショーがトリノやパリなど6〜7つあったが、今ではハノーバーとアムステルダムの2つになってしまった。その中でアムステルダムはバスが出品されていないなどの理由から、ハノーバーに集中してきている」との事。

※1 特別出品を含める
※2 主催者調べ

photo
会場ゲート北1前駅

photo
スカニアブース

photo
イベコVIPルーム

photo
屋外展示

photo
特別企画
(クラシック・コマーシャル・ビークル展)

photo
特別企画
(交通安全デモンストレーション)

 

前のページに戻る