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TOKYO MOTOR SHOW 2005
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プレイバック2003
BUGATTI - 世界最高速スポーツ、1001馬力の迫力モデル
 「世界最高速」を謳うブガッティ「ヴェイロン 16.4」。強烈な印象を与えるスタイルと赤と黒のツートンのボディもさることながら、W16・7.99リッター・ターボ過給で1001馬力という迫力のモデルです。最高時速は406km、0-300km/hは14秒未満という。「これ以上の出力は、構造上、限界」といわれる実力を持っています。
 カーボンファイバー一体構造のボディは、軽量化を図るともに高速走行を前提に設計され、高速時での減速の際、パラシュートの役割を果たすリアウィングなど、独特の装備を採用していました。また、インテリアは高級メタル・アプリケーションや見やすい配置の操作エレメントも特徴。まさにスポーツカーの王者の風格を備えていました。
スポーツカーの王者の風格を持つブガッティ「ヴェイロン 16.4」
RENAULT - 近未来車の提案などブースに「宝石」が勢ぞろい
 東京モーターショーにルノーは「宝石」をそろえました。展示ブースはまさしく「宝石箱」。その中で燦然と光を放つのがコンセプトカー「Be Bop」。SUVとルノー・スポールの2タイプを展示、近未来の車を提案していました。
 SUVタイプは、4WD機構を採用した本格的なオフローダー、スポールはルノーのF1技術を反映し、2リッター・225馬力のガソリンターボエンジンを搭載したスポーティコンパクトMPVです。ともに、室内空間を効率よく使うというコンセプトにもとづいて、シートアレンジなどに工夫を凝らしていました。ボディスタイルはサイドウィンドウに象徴されるように、空力特性を追及して水滴をモチーフにした斬新さが目を引きました。
 市販モデルでは、2003ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞し来年の日本発売が予定されている「メガーヌ2.0 プレミアム」をはじめ「メガーヌクーペ カブリオレ」、F1マシン「R23」などが注目を集めていました。
近未来の車を提案する「Be Bop」(SUV)
VOLKSWAGEN - ブランド変革アピールし、日本市場での拡販を意識
 日本国内市場の輸入車ブランド別販売でトップのフォルクスワーゲン(VW)が東京モーターショーにフルラインナップをそろえました。コーナー前面両端に、コンセプトカー「コンセプトR」と来年発表予定の新型「ゴルフ」を配し、新開発のミニバン「トゥーラン」や「マルチバン」のほか、今年日本市場に登場したばかりの「ニュービートル カブリオレ」やSUV「トゥアレグ」などを展示。日本市場での販売拡大を意識するとともに、「変革を遂げるVW」をアピールしていました。
 特に、ブランド変革の流れをイメージさせる「コンセプトR」は、VWが提案するスポーツカー。「新しい、シャープなラインで締まりある立体感」(ピシェッツリーダー会長)という躍動的なボディにV6・3.2リッター・265馬力エンジンを搭載し、6速ダイレクトシフトギアボックスを採用、理論最高時速270kmとされています。
 ドイツ本国で発表されたばかりの新型「ゴルフ」は、6年ぶりにフルチェンジした5代目モデル。これまでよりボディサイズを拡大して居住性を高めているほか、安全性はもとより、「楽しく運転できる」(同)など、車としての魅力も向上しています。「トゥーラン」はこの新型「ゴルフ」をベースにした2列と3列シートが選べるマルチパーパスビークルです。
VWが提案する新たなスポーツカー、2シーター・ロードスター「コンセプトR」
6年ぶりにフルチェンジし日本市場に登場する新型「ゴルフ」
BENTLEY - 高級車メーカーから究極の英国製GTが日本初お目見え
 イギリスの高級車メーカーとしての伝統と実績と、ル・マンでの栄光を背景に来春登場する「コンチネンタルGT」。高水準の上品さとクラフトマンシップ、ドライバーの快適性と操作性のよさを実現した「究極の英国製グランドツアラー」です。
 W12・6.0リッター・ツインターボ過給のエンジンは560馬力を発揮します。フルタイム4駆の4シータークーペですが、ベントレーに生じている「変化」を象徴するイメージリーダーモデルとしての風格を備えていました。
 コーナーにはこのほかに、V8・6.75リッター・ツインターボ過給の最高級サルーン「アルナージT」も展示され、プレステージカーメーカーらしい印象をかもし出していました。
伝統的な技法によるハンドメイドで送り出された「コンチネンタルGT
CITROEN - 展示車に共通する洒落た雰囲気が満ちるブース
 未来の2+2クーペ「C・エアドリーム」をコンセプトカーとして前面に打ち出したシトロエンのブースには、来年日本市場に投入される「C3プルリエル」「C2」をはじめ、展示車に共通する洒落た雰囲気が満ちていました。
 「C・エアドリーム」は2002年のパリ・サロンでデビュー、エアロダイナミクスを追及した低く流麗なボディデザインの大型クーペで、空気抵抗係数(CD値)0.28を達成しています。V6・3リッターエンジンを搭載していますが、最大の特徴は、ステアリング、スロットル、ブレーキ、シフトチェンジなどの車両コントロールに関する操作系はすべてステアリングホイールに集約した「ドライブバイワイヤ」を採用の電子制御です。 また、参考出品の「C3プルリエル」は、着脱式ルーフアレンジメントによって、1台でさまざまなボディタイプに変幻自在に変化するユニークな構造を採用、楽しいクルマです。
エアロダイナミクスを追及した「C・エアドリーム」
BMW/MINI - フルラインナップでブランド戦略を印象付け
 伝説の初代6シリーズの遺産と高級クーペの伝統を継承して14年ぶりに復活したニュー6シリーズ・クーペ「645Ci」を含め、BMWの4輪車ブースにはフルラインナップが展示されていました。また、2003年のF1グランプリで常に上位を争った「BMW WilliamsF1 FW25」を特別展示、グループのMINIをブースの一角に配したグループ展示は華やかでした。
 ニュー6シリーズ・クーペ「645Ci」は、7シリーズをベースとして専用デザインを採用。また、正面に据えられた参考出品の「ニューX3 3.0i」と市販モデル「ニューX5 4.4i」は、ダイナミックな走りを実現したSAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)で、BMWの「プレミアムブランド戦略」を印象付けていました。
 MINIは、2階のジョン・クーパーワークスに展示され、専用チューニングキットを装備した「MINI Cooper S John Cooper Works」が注目を浴びていました。
「X5 4.4i」に続いて登場する「ニューX3 3.0i」
ALPINA - オリジナルプロダクトの魅力と誇りを提供
 BMWをベースに「限定したユーザー」のために送り出されるBMWアルピナは、東京モーターショーに新型「BMWアルピナB7」シリーズと「BMWアルピナ ロードスポーツS」を展示していました。このなかでフラッグシップが「BMWアルピナB7 スーパーチャージ」。バージョン名の「B7」はチャージドエンジンをあらわし、バルブトロニックをラジアルコンプレッサーによりチャージングするという初のシステムを採用、V8・4.4リッターで500馬力を発生するというハイパフォーマンス・リムジンになっています。
風格あふれる「BMWアルピナB7 スーパーチャージ」
ROLLS-ROYCE - 1台だけの展示ながら厳然たる存在感
 中央ホールに位置するロールス・ロイスのブースで存在感を誇示しているのが、「ロールス・ロイス ファントム」。今年1月に登場、日本でも11月から発売された。アルミ製スペースフレームを採用して軽量化と剛性を高めるとともに、V12・6.75リッターのエンジンは460馬力を発生します。低回転域の高トルクを特徴とし、高級乗用車に求められる静粛性と加速性を実現します。特別飼育した雄の成牛の皮革を特殊染色した内装、観音開きのリアドア、重厚なスタイル、そしてなによりも4,232万円(ツートンカラー塗装、2人乗りリアシート仕様)という価格を聞いて来場者の感嘆が漏れていました。
「精密ハンドビルド」で送り出された「Rolls-Royce PHANTOM」
PEUGEOT - 「ダイナミズムとエレガンス」表現したコンセプトカーに人気
 独創的なクーペ・カブリオレ(CC)で日本市場でも高い評価を得ているプジョーは、「206CC」に続いて新たに「307CC」を開発、東京モーターショーで日本初披露していました。リアシートに大人2人がゆったり乗車できる4シーター。「307シリーズ」の“イメージリーダー・バージョン”として、来春から市場デビューします。
 市販モデルとしてはこのほかに、「206シリーズ」「307シリーズ」から最上級セダンの「607Sport」、さらにWRCの舞台で活躍する「206WRC」も来場者の注目を集めていましたが、ひときわ目立つのが参考出品の「407エリクシール」でした。
 次世代のプジョー・デザインモチーフを垣間見ることができるスタイリングは、ダイナミズムとエレガンスを絶妙に表現、クーペスタイルを思わせる3ドアステーションワゴンで、パーテーションやパーセルシェルフのないワンルーム感覚をコンセプトにしていました。
市販モデルが並ぶ中でも際立つ「407エリクシール」
PORSCHE - 圧倒的なパフォーマンスを2つのコーナーでアピール
 ハイパフォーマンス・スポーツカーを象徴するポルシェのブースは、雰囲気が二分され、「カレラGT」がイメージをリードするコーナーと、ポルシェの新レンジである「カイエン」(Cayenne)のコーナーは、いずれも甲乙をつけがたい。
 ブースの前面に置かれた「カレラGT」。サブフレーム付き炭素繊維強化プラスチック素材のモノコックボディは見るからに“レーシングカー・ポルシェ”を感じさせていました。V10・5.7リッターエンジンは612馬力を発生、最高速度は330km/hに達するという圧倒的なパフォーマンスです。近く日本初上陸を果たします。
 また、一方の「カイエン」は、ポルシェ開発のSUVとして昨年登場、ポルシェ初のV6・3.2リッターエンジンを搭載していました。
日本初上陸を控え、来場者の関心を集める「カレラGT」
FORD - クルマづくり100年の歴史にスポーツマインドを加味
 中央ホール南側の約3分の2を占めるフォードグループの共同展示は、マツダを含めて6つのブランドがグループパワーを強調していました。
 その中心にあるフォードのブース正面に据えられた100年のクルマづくりを記念して生産される「フォードGT」がひときわ目を引きます。66年からル・マン4連覇の偉業を樹立した伝説のマシンが、往時のクラシカルなデザインを踏襲しながら現実的なロードカーとして蘇りました。V8・5.4リッターのスーパーチャージャー付きエンジンをミッドシップに搭載、500馬力を発生するハイパフォーマンスカーです。
 フォードブースのもう1台、WRCファン必見のマシンは「フィエスタRS Rallye」。新型「フィエスタ」をベースにワイド&ロー化し、アグレッシブな顔を持っています。
往年の栄光を引き継ぎまもなく登場する「フォードGT」
VOLVO - コンセプトカーで先進安全性や環境対応をアピール
 ボルボの展示ブースは、カットモデルの展示を含めてボディ剛性の高さなどを前面に安全性の確保を訴える。また、ドライバーの走行状況に合わせてコンピュータが安全性に対処する世界初のシステム(IDIS)を採用、フランクフルトモーターショーでデビューした新型「ボルボS40」などに来場者の関心が集まっていました。
 ブース中央に展示されたバーサティリティ・コンセプト・カー「VCC」は、ボルボが提案する未来の上級エステート。“スマートな高級車”がテーマで、直6・2.6リッター・250馬力ながらリッター当たり15.4kmという燃費性能を実現、他車から排出された大気中のHCやNOxも浄化するというエア・クリーナーシステムを搭載していました。
ルーフにソーラーセルを装備、環境にも対応した「VCC」
JAGUAR - F1マシンを背景にラグジュアリーサルーンを強調
 ブリティッシュレーシング・グリーンのF1マシン「R4」を壁に配したジャガーブースの主役は、アルミ・モノコックボディ構造を採用した新型「XJ」のなかでスポーティ&エレガンスを主張する「XJR」。
 ラグジュアリーサルーンとして日本でも評価の高い「XJ」のスポーツモデルでもあり、フロントグリルはメッシュタイプを採用して差別化、スポーツドライビングを満喫できるようエアサスペンションやブレーキシステムなどを強化していました。
新型シリーズの中でスポーツ性を盛り込んだ「XJR」
LAND ROVER - 新モデル投入を印象づける展示
 オフローダージャンルで確固たる地位を占めるランドローバーは、東京モーターショーに新型「フリーランダーHSE」をはじめ6台を出展、ブースは重厚な雰囲気に包まれていました。「フリーランダーHSE」はフロントグリル周りをレンジローバータイプに変更、そのイメージはモダンなものとなり、ツインポケット・ヘッドランプの採用により、機能性も高められました。
LRファミリーの顔を採用した新型「フリーランダーHSE」
ASTON MARTIN - 革新モデル展示で新時代の幕開けを告知
 淡いボディカラーの流麗なクーペ「DB9」がアストンマーチンブースの中で輝く。アルミボンデッドフレームを採用、V12・6リッターエンジンは時速300kmを実現します。「DB7」の後継モデルとしてデビュー、クラフトマンシップを集約して送り出した新時代の幕開けを告げる革新的なモデルで、2+2スポーツカーのセグメントをリードしています。
鍛え上げられた肉体を思わせる「DB9」
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