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国内二輪車 - 「パワー」「機能」「サウンド」、モーターサイクルの魅力を競う

JR海浜幕張駅周辺と長いモールで結ばれている北ホール。その入口付近に二輪車メーカーのブースが並んでいる。すぐに目に飛び込んでくるのが、中央通路を挟んで左側にあるホンダのブース。メインテーマは「Have Wings?」。走りの楽しさを追求する「Sports Wing」と楽しいライフスタイルを具現化する「Life Style Wing」とに分けて提案した。このうち試作車では、先進の油圧制御CVTを搭載した750ccの大型スクーター「ELYSIUM」をはじめ、車体重量がわずか25?と軽く、コンパクトに折りたためる「e-DAX」などに人気が集まっていた。

ヤマハのブースに入ると、頭上を駆け抜けるバイクサウンドが来場者を驚かす。リチウムイオン電池を動力源とした都市型電動コミューター「Passol」などのコンセプトモデルも注目されていたが、やはりハイライトは、中央のスペースに設けられた「サウンドシミュレーター」。立体音響システムで、レーシングマシンの「YZR500」などの音と鼓動を、まるで実車のように忠実に体験走行できる。男女を問わず順番待ちのライダーの列が後を絶たない。

スズキは「エキサイトメント」など4つのカテゴリーに分けてモーターサイクルの魅力を訴えた。メインステージでは「Hayabusa 1300」のエンジンにスーパーチャージャーを装着したパワーユニットを搭載し、しかもIT技術を融合させた近未来形の「B-KING」など6台のコンセプトモデルをアピールした。

黒と緑のコスチュームが鮮やかなカワサキは、近く販売予定の大型ツーリング「ZZ-R1200」をはじめ、スーパースポーツの「Ninja ZX-12R」、野性味溢れる「VULCAN 1500」や、単気筒空冷バイク「250TR」などを出品。バイクを通じて世界を広げるというライディングの楽しさを訴求した新モデルが多くみられた。

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コンパクトに折りたためるHONDA「e-DAX」
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体験走行ができるヤマハのサウンドシミュレーター
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ITを駆使した未来型のスズキ「B-KING」
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独特の排気音を奏でるカワサキ「VULCAN 1500」

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