一般の方 > プレイバック2001 > マツダ
Mazda - キーワードは“Zoom-Zoom”「動くことへの感動」を実体験

西ホール奥にあるマツダのブースは、フォードグループとの共同展示。入口に近づくと“Zoom-Zoom”(ズーム・ズーム)という軽快なリズムで子供たちの可愛らしい歌声が流れてくる。それを幾度も繰り返すので、少し立ち止まっているだけですぐに覚えてしまう。実はこの“Zoom-Zoom”が今回のマツダのブランドメッセージなのである。

“Zoom-Zoom”とは、クルマの走行音を表す英語の子供言葉。日本語では“ブーブー”にあたる。子供の時に誰もが経験し感じた「動くことへの感動を忘れない人間集団でありたい」(マーク・フィールズ社長)。そう願って「心ときめくドライビング体験」を新しいコンセプトカーのキーワードとした。

参考出品車は5台。未来カーというよりも市販予定の新型車に近い先行モデルが中心だ。ハイライトは、メインステージを飾る真紅の「ATENZA」と鮮やかな黄色の「RX-8」。このうち「ATENZA」は「カペラ」の後継モデルで、来年発売予定。新開発のエンジンやプラットホームをフォード・モーターの主力車種にも搭載することになっており、ミディアムクラスの世界戦略車を目指す。

「RX-8」は、新世代ロータリーエンジンを搭載した新しいタイプのスポーツカー。課題だった燃費効率を改善しながらも、最高出力は250馬力。市場投入は2003年初めというが、来場者からもその発売時期を確認するローターリーファンも多かった

ブース2階へは幅広いバリアフリーのスロープ付き。ここでは「隠れ家」を思わせる一風変わったデザインの「Secret Hideout」など3台のコンセプトカーを参考出品している。ブースでも“癒し系”として静かなブームを呼んでいる。

photo
新世界基準を目指す「ATENZA」
photo
マツダはフォードと同じブース
ページの先頭へ
一般の方 > プレイバック2001 > マツダ