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Isuzu - "Go farther.〜誰よりも遠くへ"

パートナーの富士重工やスズキを含めると東ホールの大半を占めるGMグループ。その一角にいすゞのブースがある。車幅や車高がセダンなどに比べるとビッグサイズのSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)が、ところ狭しと展示されており、少し離れた場所からでもよく目立つ。出品車は8台だが「力強さ」を象徴するデザインの“新発想のSUV”を提案している。

今回のテーマは「Go farther. 〜誰よりも遠くへ」。ユニークな個性を持つ4台のコンセプトカーが、新世代の“SUVの世界”にタイムスリップさせてくれる。なかでも「Z・E・N」は、SUVの楽しさとCV(商用車)の機能性を融合させたクロスオーバービークルで、雪見障子スタイルのリアゲートのほか、リアシートを格納してルームモードに切り替えれば、畳と竹の素材で作った専用のフロアマットになる。「和」のエッセンスをとり入れたユニークな発想が外国人にも評判がよく、興味深げにシャッターを切る光景も多くみられた。また西部開拓時代の馬車をモチーフにしたスタイリングの「GBX」や「AXIOM」もSUVファンを魅きつけている。このほかSUVのジャンルではないが、宅配便などのデリバリーバンをベースにして、趣味や遊びのスペースに“モデルチェンジ”させた「BEGIN FUNKYBOX」も異色なコンセプトモデルとして注目度が高い。ここのブースで見逃せないのが、技術展示コーナーだ。2005年ごろまでに導入が予定されている次期欧州排出ガス規制にも余裕をもってクリアするという「次世代超クリーンディーゼルエンジン」を参考出品、地球環境に配慮しながら低公害化技術に積極的に取り組む企業スピリットを強く押し出している。

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「和」エッセンスを取り入れた「Z・E・N」
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GMグループは5つのブースを展開
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ディーゼルエンジンの最新技術もアピール
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