ハーレーダビッドソンのブースでの人気の中心は、来春発売予定の新しいハーレー「VRSCA
V-Rod」。従来のハーレーとは全く異なるコンセプトにもかかわらず、その印象はまちがいなくハーレーだ。会場に用意したパンフレットの予約申込書が異常人気で、その期待の大きさを示している。ビューエルも野心的なコンセプトバイク「ファイアーボルト
XB9R」を展示しており、ハーレーブースは今回も元気一杯だ。
バリエーション豊富なBMWの中では、低いシートのFシリーズの注目度が高い。「C1
200 F-1」は、シートベルト、ヘッドレストそして屋根を備え、ヘルメットなしで乗れる安全性と耐候性を備えた完全に新しい乗り物だ。
向かいのドゥカティブースは、イタリアン・スーパーバイクの頂点「TESTA-STRETTA
998」の機能美にコンパニオンが華を添える。その絶妙なバランスは、何よりも殺到する若者のカメラやフラッシュの嵐が物語る。またモトグッチのブースには、根強いファンを含め多くの来場者が訪れている。
このほか、べスパスクーターで一世を風靡したピアジオは、大型スクーター「ピアジオ
X9 200 AMALFI」や「ジレラ
DNA 180」を出品し、コンペティティブな価格と品質が来場者の注目を集めていた。
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