Rolles-Royce
- 世界一の高級車の座はゆるがない
展示車は「パークウォード・パーソナルコミッショニング」と呼ばれる超
高級車一台。パークウォードは、シルバーセラフ後部を250mm延長して後部
座席の快適性を高めた注文生産の限定車であり、それに考えられる限りの特
別仕様を顧客の注文に応じて装備したのがパーソナルコミッショニングだ。
超豪華高級車メーカーを自負するロールス・ロイス社として、顧客のあらゆ
る要望と満足の達成に努力を惜しまない姿勢が良く分かる。担当者が「メル
セデスのマイバッハに負けない」と豪語するのもうなずける。世界の高級車
だけに、ため息混じりに見つめる来場者が多かった。
Bentley
- EXP
Speed
8を頂く超豪華ドライビングサルーン
ル・マンの王者ベントレーの栄光が蘇った。71年ぶりに参加した2001年ル・マン24時間レースで総合3位・クラス優勝を勝ち取り、栄光のブランドは過去のものではないことを証明。ベントレーほどブリティッシュグリーンの似合う車はない。300kw、800Nm以上もの馬力とトルクを発生するターボチャジャー付きV8エンジンは、ハイテクで武装された巨大な車体を軽々と引っ張り、最新のスーパーカーと互角の勝負をする。その堂々としたスタイルにもかかわらず空域抵抗も十分に考慮されており、自らハンドルを握るオーナードライバー向けのサルーンとして、これ以上は望めないだろう。
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