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ブースのご案内
アストンマーチンジャパン(本社:東京都港区、03-5404-8624)は第37回東京モーターショウに、新型「DB9」をはじめ、「DB9カットモデル」、「V12ヴァンキッシュ」の計3台を展示する。

アストンマーチン

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アストンマーチン ジャパン
〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13
秀和神谷町ビル10階

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展示内容の見どころ
「DB9」
新型「DB9」にはアストンマーチンの未来が凝縮されています。敏捷な走りを演出するV12エンジン、滑らかで美しいデザイン、手作りのクラフトマンシップが集約されたアストンマーチンの新しい2+2スポーツカーであるDB9は、このセグメントにおける新たなスタンダードを提唱するモデルです。
新しいアルミボンデッドフレームを採用したDB9は、最新のテクノロジーを駆使して開発された世界で最も洗練されたスポーツカーと言えます。エンジンは最高出力450bhpを発揮するアストンマーチン製6リッターV型12気筒、最高速度は300km/h(186mph)に達します。言うまでもなく、DB9はセグメントをリードする先進のスポーツカーであり、アストンマーチンの新時代の幕開けを告げる革新的モデルとなります。今後全てのアストンマーチンは英国ゲイドンに新設されたモダンな最新設備の工場で開発及び製造されることになりますが、DB9はこの工場で手作りされる最初のモデルになります。
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DB9は歴代アストンマーチンの中で最も大きな成功を収めたDB7の後継車として2004年の春から販売が開始されます。
DB9のボディフレームは、強度、ねじれ剛性、重量バランスにおいて世界で最も高効率の構造を実現しています。剛性は、多くのライバル車の実に2倍にまで高められ、軽量化が図られたことで卓越した走行性能と敏捷性を実現しています。全てのボディパネルにアルミもしくは軽量合成素材が採用されており、ステアリングコラムとインナードアパネルにはマグネシウム合金が使用されています。総重量は1,710kgで、V12エンジンを搭載し、高級車としてあらゆる装備を備えたプレステージ2+2スポーツカーとしては稀に見る軽量化を実現しています。これによりパフォーマンスが向上し、0-100km/hを僅か4.9秒(マニュアルトランスミッション)で達成する加速性能を実現しています。トランスミッションは、パドルシフト操作も可能な6速「タッチトロニック2」オートマティックトランスミッションが標準装備として設定され、また2004年後半には6速マニュアルトランスミッションも追加される予定です。
ギアボックスをリアに配置してフロントミッドエンジンレイアウトを採用したことで、完璧な50対50の重量配分を持つDB9には敏捷かつ安定した走りが約束されています。
DB9のインテリアはBridge of Weir社のレザーを初めとする高品質素材を使って手仕上げされ、シンプルかつ機能的な印象を醸し出しています。ボディのメイン素材がアルミであることを反映してインテリアにもアルミが採用されており、メーターパネルや細かい部分にいたるまでアルミが採用されています。
アストンマーチンのCEO、ドクター・ベツは次のように述べています。『DB9はスポーツカーとして設計されていますが、GTレベルの快適性と長距離走行性能をも兼ね備えています。ハンドルを握ることを愛するドライバーだけでなく、エクスクルーシブでスタイルのあるクルマを求める人のための1台でもあるのです。』
『DB9は全く新しく開発されたモデルであり、全ての面において最善を尽くして作られています。今後何年にも亘って、2+2スポーツカーのセグメントをリードする存在になると確信しています。』
DB9は回顧的なディテールやデザインにはこだわりすぎず、伝統的なアストンマーチンが持つスタイル、品質と、自由な発想から生まれた機能性を全て併せ持つモデルです。

デザイン

アストンマーチンのデザインディレクター、ヘンリック・フィスカーは次のように述べています。『アストンマーチンはシャープな外観や強烈なパワードームを持つ最先端のクルマではありません。エレガントで穏やかに流れる曲線のボディは、調和を欠いたボディビルダーのような無骨さではなく、しなやかで鍛えられた肉体を彷彿させるものです。』
『アストンマーチンDBシリーズの特徴的なサイドストレイクにはメタル素材を使用しています。ドアハンドルを握れば12度上がるユニークな「スワン・ウィング」ドアが採用されており、これにより乗降性が向上しています。』
『最新テクノロジーの投入もDB9においては重要な意味を持っています。しかし、アストンマーチンが最新テクノロジーを投入する真の目的は、運転する歓びをさらに高めることにあります。コンピューターを駆使したギミック的な仕掛けはアストンマーチンにはありません。車内でコンピューターゲームをする。Eメールを送る。そういったことのためにアストンマーチンを買う人はいないのです。』

フレーム
数ある革新的技術の中で最も注目すべきは、アストンマーチン独自の「VHプラットフォーム」(Vertical-Horizontal=水平垂直)です。DB9のチーフ・プログラム・エンジニアを務めるデビッド・キングは次のように語っています。『VHプラットフォームは、高級車に数多く採用されている従来のサルーンベースのスチールフロアパンに比べて遥かに優れています。』
『クルマのねじれ剛性は、運転する歓びと優れたハンドリングを実現するのに重要な役割を果たします。ボディの弾力性はサスペンション性能に影響を及ぼし、レスポンスを遅らせてドライバーに的確なレスポンスが伝りにくくなります。』
ブレーキ
最高速度が300km/hに達する性能を持つクルマにとって、卓越したブレーキ性能が大変重要です。DB9にはクロスドリル型に代わりグルーブ付き大型ベンチレーテッドディスクが装着されています。デビッド・キングは、『グルーブ付きの方がクロスドリル型より制動効率が高いのです。』と述べています。キャリパーは通常2枚のパーツをボルト締めで1つにして作られますが、DB9の場合は一体成形となっています。これにより強度と剛性が向上し、高速走行時の卓越したブレーキ性能を実現します。また、電子制御制動力配分システム(EBD)と、緊急停止の際に最大限の制動力を自動的に制御するブレーキアシストにより、さらに優れたブレーキ性能が提供されます。
DB9の開発にあたりアストンマーチンはトップクラスの安全性の実現を目標にしました。このため、アストンマーチンのエンジニアはボルボの助力を仰ぎました。DB9のチーフ・プログラム・エンジニアを務めるデビッド・キングは次のように述べています。『ボルボは、自動車の安全性に関するリーダー的存在として広く認知されています。卓越した安全性をDB9で実現するために、ボルボは最高のパートナーだったのです。』衝突実験は全てスウェーデンにある最新鋭のボルボ・セーフティ・センターで行われました。
DB9は理想的な50対50の重量配分を実現するために大きな役割を果たすリア・トランスアクスルを採用しています。フロントミッドに配置されたエンジンは、カーボンファイバードライブシャフトが入った鋳造アルミ製のトルクチューブによってリアギアボックスと結合されています。カーボンファイバーを使用したことでたわみが解消され、回転の慣性が低下した結果、レスポンスが向上し、さらに遮音性が高まり、振動も抑えられています。
アストンマーチンのCEO、ドクター・ウルリッヒ・ベツは次のように述べています。『私達はDB9が世界最高の2+2スポーツカーであり、近年の英国自動車産業において、アストンマーチンの輝かしいサクセス・ストーリーをこれからも紡ぐことになると確信しています。』
また、DB9に採用された最先端のボディ構造をご覧いただくために、カットボディも展示いたします。
V12ヴァンキッシュ(2004年モデル)
最新の007映画において、ボンドカーの座を奪取した「V12ヴァンキッシュ」は、V12エンジンで、460馬力を発揮し、最高速は300km/h(190mph)を超えるアストンマーチンのフラッグシップモデルです。
V12エンジンに電子制御ドライブ・バイ・ワイヤーを取り付けたことにより、F1スタイルのパドルシフトは、まばたきよりも早い、250ミリ秒でギアチェンジを完了します。
全長: 4670mm
全幅: 1920mm
全高: 1330mm
ホイールベース: 2690mm
車両重量: 1870kg
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