第37回東京モーターショー盛況裏に閉幕
総入場者数140万人を突破
12年ぶりに“歯止め―反転”新型モーターショー
お客様参加型の新しいステージとなった第37回東京モーターショー ―乗用車・二輪車―は11月5日、盛況裏に幕を閉じました。会期13日間で 総入場者は142万人と前回(127万人)を大きく上回り、不況による入場者減に歯止めをかけたばかりか、自動車産業の販売トレンドを上向かせるきっかけにつなげたことは大成功でした。ショーを盛り上げたのは展示車両の充実と同時に、これまでの“見せるショー”から「お客様参加・体験型ショー」に衣替えをした新型モーターショーの成果とも言えそうです。
さて今回のショーを総括すると、まず外国人来場者がこれまでになく多く国際色を一段と強めていたことです。特にプレスデー2日間に取材に訪れた内外報道関係者は前回を上回る12,300人、うち海外取材陣は4,700人を数えました。自動車産業のグローバル化の影響もありますが、中国自動車産業の急成長からアジア系報道陣が多く見られたことも見逃せません。
展示車に対する来場者の評判も良好でした。世界初、日本初の出展は四輪・二輪車合わせて192、世界トップクラスの豪華さが来場者の関心を高めました。内容的にも最先端技術を駆使した「環境への配慮」、またクルマ本来の走る歓び・使う楽しさを出品各社がそれぞれの個性でしっかりと打ち出していました。そうしたクルマづくりに感動したのか「見応えがあった」「新しさを感じた」など来場者からたくさんの好意的な反応がありました。
新型モーターショーへの試みは、こうした出品各社の努力、取り組みをできるだけ多くの人に理解してもらうことにつながりました。会期を通じて来場者が増え続けていたことは、その試みが成功したことを裏付けていました。次代ユーザーである小学生以下の入場無料、高校生半額によって、会場には連日若者やファミリーが多く見られたのも、そうした効果でした。また会場内のあらゆる施設を活用した特別企画も大好評でした。
クリーンエネルギー車の同乗試乗会やトラフィック戦隊アンゼンジャーショー、ライブ・クッキングショーのフィエスタ・マリスコスなどは連日フル稼働。カロッツェリア展示やシンポジウムも大入りの盛況でした。
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月5日の入場者数:
81,100
人 入場者数累計:
1,420,400
人
開催日時
開催期間:
10月24日(金)〜11月5日(水)
(10月24日(金)は特別招待日です)
開催時間:
一般公開日:10月25日(土)〜11月 5日(水)
平 日 10時00分〜19時00分
土・日・祝日 9時30分〜19時00分
特別招待日:
特別招待者 9時00分〜18時00分
一般招待者 12時30分〜18時00分
(時間は止むを得ない場合は変更し、時には入場を制限することがあります)
入場料
一般:1,200円(前売1,000円)
中学・高校生:600円(前売500円)
小学生以下:無料
15時以降入場料:
一般 1,000円
中学・高校生 500円(当日会場売)
※昨年実施いたしました電子クーポンについては今回ショーでは実施しておりません。
車いす利用者特別見学日
第37回東京モーターショーの報道関係者招待日の2日目に、一般公開日にはないゆったりとした雰囲気のなかで車いす利用者の方に見学していただく時間を設定いたしました。
参加募集は、9月22日(月)午後5時をもって締め切らせて頂きました。多数のご応募、有難うございました。
東京モーターショーmobileサイト
第37回東京モーターショーの概要、みどころなどを紹介するmobaile(携帯)サイトは、下記URLよりアクセスできます。
http://mobile.tokyo-motorshow.com/
*i-mode/EZweb/Vodafone live!に対応しています
ポスター
第37回東京モーターショーショー:ポスター