ブースガイド

 

ポルシェ
Dr. Ing. h. c. F.Porsche Aktiengesellschaft
ポルシェ ジャパン株式会社

〒153-0064 東京都目黒区下目黒1-8-1 アルコタワー16F
TEL03-5436-5922


展示の見どころ

展示車の見所

〈参考出品車〉
911GT3 Cup Car

写真:911GT3 Cup Car911GT3 Cupは、現在ヨーロッパで最も人気のあるワンメイク・レースの一つです。911GT3 Cup Carは、ベース車両である911GT3を更にコンペティティブに仕上げたレーシングカーです。最高出力はノーマル911GT3の360ps(265kw)から370ps(272kw)へとパワーアップされています。ポルシェはモータースポーツにおいてコンペティティブな車両をプライベートチームに提供してきた実績と伝統があります。レースで培われたその実績は、確実に市販車にフィードバックされているのです。911GT3のロードバージョンは、ニュルブルリンク・サーキット(北コース)を7分58秒というタイムでカバーし、ノーマル生産車によるコースレコードを樹立しました。また今年のル・マンでクラス優勝を果たした911GT3が、日本国内でもデビューウィンを飾ったのはまだ記憶に新しいことです。
 
〈展示車両〉
ニュー911ターボ

写真:ニュー911ターボポルシェのターボは、レーシングカーとして70年代初頭に数々の勝利を収め、その絶対的信頼性を基に1974年に生産車(コードネーム930)としてデビューしました。当時世界中のモーターファンは、その速さに驚愕しました。特に背中を押されるような加速は、ポルシェオーナーの間で話題となりました。ニュー911ターボの最高速度は305km/h、0-100km/hは、4.2秒。搭載される3.6リッター・エンジンもこれからの基準となるスペックを誇っています。インタークーラー付のツイン・ターボ・チャージド6気筒エンジンの最高出力は420ps(309kw)/6000rpm、最大トルクは2700rpmで560Nmを発生します。911ターボの特徴はエンジン性能と走行性のだけでありません。充実した標準装備と見直しが行われたボディ・デザインも大きな魅力です。フロントとリア・エンドのデザインは、他の911ファミリーと異なり、ブリスター・フェンダーにより一段と力強さが強調されています。
 
ボクスターS
写真:ボクスターS世界中の注目を集め1996年にデビューしたオープンモデルのボクスターは、今年、エンジン排気量が2.5リッターから2.7リッターへ拡大されパワーアップしました。そして今年は更にボクスターの上級モデルとしてボクスターSがデビューしました。ノーマル・モデルに対して、ボクスターSのエンジンは、排気量が3.2リッターに、最高出力はノーマル・ボクスターの2200ps(162kw)/6400rpmに対して252ps(185kw)へ、最大トルクは260Nm/4750rpmから305Nm/4500rpmへと大幅に向上しています。新しい6速MTとの組み合わせで、0-100km/hは、5.9秒、最高速度は260km/hに達します。ブレーキは911カレラと同サイズのクロスドリルド・ベンチレーテッド・タイプで、卓越した制動性能を誇ります。充実した標準装備には、17インチ軽合金ホイール、ソフトトップ専用のルーフ・ライナー、車内監視タイプのアラーム・システムが含まれます。さらにチタンカラーのフロント・エアインレット、赤いブレーキ・キャリパーとツイン・エグゾーストパイプなどの装備により、ノーマル・モデルとの差別化が図られています。
 
ボクスター
ミッドシップ・ロードスターのボクスターは、エンジンがパワーアップされ、標準装備もさらに充実しました。排気量が2.7リッターに拡大され、フラットシックスの最高出力は220ps(162kw)/6400rpm、0-100km/hは5速MT仕様で6.6秒、最高速度は250km/hに向上しています。車内も高級素材を多用し、魅力が高められています。シートは高級アルカンタラ仕上げとなり、また各所にレザーやアルミニウムカラー仕上げが施されています。
 
911カレラ・クーペ
写真:911カレラ・クーペ1997年フランクフルト・モーターショーでデビューしたクーペです。リア・アクスルの後ろに3.4リッターの水冷水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力は300ps(221kw)/6300rpm、最大トルクは350Nm/4600rpmを発生。エンジンマネージメント・システムも2000年モデルよりモトロニックME7.2にバージョンアップされました。トランスミッションは6速MTまたはATのティプトロニックSを選択できます。このティプトロニックSではセレクタ・レバーがDポジションでも、シフトスイッチの操作によって一時的にMTとして操作することができるようになりました。ボディは、空力特性にすぐれ(Cd=0.30)、揚力が小さいのが特長で、室内が広く、ラゲッジルームは実用的な広さを確保しています。
 
911カレラ4・カブリオレ
911シリーズにカブリオレが加わったのは、1998年春のことでした。エンジンは911カレラ、カレラ4共用です。オープンモデルは、開発当初からニュー911コンセプトに含まれていました。このためボディには十分な剛性が確保されています。トップは電動油圧開閉式です。ボタン操作ひとつで、20秒以内で自動的に開閉できます。カブリオレの標準装備は、カレラ・クーペまたはカレラ4にほぼ準じています。また、カブリオレにはアルミニウム製ハードトップが標準装備されており、これは重量が33kgしかなく、脱着は2人で行えます。


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