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オペルジャパン

日本ゼネラルモーターズ株式会社
〒150-6027 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー27階


■ブースの見どころ
 今回の東京モーターショーのオペル・ブースには、オメガ、ベクトラ、アストラ、ヴィータといった、すでに日本でもお馴染みのクルマのほか、新型車のザフィーラとアストラ・クーペ、さらにコンセプトカーのG90といった興味深いモデルがたくさん展示されています。
 なかでもハイライトはザフィーラとG90でしょう。
 ザフィーラはヨーロッパでは今年4月から販売されている新型車で、日本では今回が初お披露目となります。ユニークなコンセプトと機能を備えたコンパクト・ミニバンとして日本の市場でも大変期待されている商品のひとつです。
 今回はカットモデルを使ったプレゼンテーションも用意して、その多彩なシートアレンジが自慢の7人乗りキャビンをじっくり皆さんにご紹介する予定です。
 もうひとつの目玉、G90は先のフランクフルト・モーターショーでも大変話題を呼んだ、オペルの新しいコンセプトカーです。Cd値0.22を実現したエアロダイナミック・ボディと、アルミやマグネシウムを多用した総重量750kgの計量設計により、ヨーロッパの公式試験モードで3.88L/100km(25.6km/L)という、コンパクト・クラスのフル4シーターカーとしては驚異的な低燃費を実現しています。
 しかもG90は、この低燃費をハイブリットによる動力システムや直噴ディーゼル・ターボなどに頼ることなく、量産型のガソリン・エンジンを搭載して達成しました。G90に搭載されているのは、ヨーロッパ仕様のヴィータ(現地名:コルサ)に設定されている1.0L 3気筒ガソリン・エンジンですが、それでも圧倒的に少ない空気抵抗と車重のおかげで、前述の好燃費のほか、最高速度180km/hの高性能と。30Lの燃料タンクで770kmに達する十分な航続距離を実現しています。
 さらにもうひとつ注目すべきは、自動車用のフューエルセル(燃料電池)に関する技術展示でしょう。これは、オペルが昨年ドイツのマインツーカッセルに開設した「世界代替動力開発センター(GACP)で研究を進めている次世代の自動車用動力源で、従来のガソリン/ディーゼル・エンジンと比べてエネルギー効率、排ガスの両面で大幅な改善が期待されています。オペルでは現在、2004年の実用化をめざして、このフューエルセルを搭載したクルマの開発を進めています。