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Fiat Auto Japan


ブースのみどころ

フィアットオートジャパン(本社:東京、社長:フェデリコ・ゴレッティ)のブースは、フィアット・ブランドとアルファ ロメオ・ブランドの2つのセクションに分けられています。フィアットのブースでは、今年7月のフィアット創立100周年記念日に発表され、日本では今回の東京モーターショーで初めて紹介されるニュー・プント、フィアット100年の歩みをたどる「フィアット・ギャラリー」、またアルファ ロメオのブースでは、今年9月より日本で販売が開始されたアルファ ロメオの新しいフラッグシップ・モデル、アルファ166の展示が大きな見所となっています。
 
■フィアット・ブース
今回のフィアットのブースには「特別」な意味が込められています。フィアットのカラーであるブルーを基調に、フィアット社の過去から現在までの歩み、そして現在から未来へのさらなる飛躍をテーマとしてデザインされています。ブースの中の建造物は「船」をモチーフにしており、フィアットの20世紀100年の航海をシンボライズしています。この「船」は、今年7月11日に創立100周年を迎えたフィアット社の歩みを祝いながら、新たなる世紀へむけて自動車づくりへのさらなる挑戦を続けるフィアットの意志を表しています。その21世紀に向けたフィアットの最新モデル、ニュー・プントが日本ではこの東京モーターショーで初めて公開されます。
先代のプントは、そのデビュー以来国籍、年齢、職業を問わず多くの人々に愛され、ヨーロッパではおよそ370万台が販売されてきました。フィアット・チェントロ・スティレによる洗練されたデザインの新しいプントは、その80%以上が新しいパーツで構成され、快適性、安全性、パフォーマンスなど全ての面において著しい進化をみせています。今回の東京モーターショーでは、プント1.2 16V ELX Speedgear(5ドア)とプント 1.8 HGT アバルト(3ドア)が展示されます。(日本導入は現在のところ未定)またターン・テーブル上に並べられたこの2台のニュー・プントにはフィアットの新しいエンブレムが付けられています。このエンブレムは1920年代から30年代にかけて実際に使われていたものをリメイクして現代に蘇らせたもので、今後のすべてのフィアット車に取り付けられていくことになっています。
この他、今年7月に発売されたフィアット バルケッタ リミテッドエディション、本年11月より発売予定のクーペ フィアット ターボプラス、フィアットの日本でのベストセラー・カーのひとつ、プントスポルティング アバルトなどが展示され、スタイリッシュでスポーティ、楽しさ溢れるフィアット車が堪能できる内容となっています。
 
■フィアット・ブース〜「フィアット・ギャラリー」
「船」内部の1階部分は創立100周年を記念したギャラリーになっています。フィアット、そしてイタリアの1世紀を辿る写真や古いフィアットのポスターの数々が展示され、イタリアの社会、産業、文化の変遷を窺い知ることができます。またいつの時代でもポピュラーで、誰もが親しみをもっているフィアット500(フィアットチンクエチェント)、そしてフィアット・アウト・コルセによって製作されたニュー・プントのラリー・バージョンが展示されます。
さらにこの「船」の外壁には「1899」と「1999」の数字の間にフィアットの新しいエンブレムがはさまれたフィアット100周年の大きなロゴが飾られ、今世紀最後の年の東京モーターショーがフィアットにとって「特別」であることを示しています。
 
■アルファ ロメオ・ブース
アルファ ロメオのブースは、アルファのカラーである赤を基調にブラッシュド・シルバーと木目を組み合わせ、アルファ ロメオの伝統であるCuore Sportivo、「スポーツの精神」と、洗練されたイタリアのエレガンスを表現しています。
アルファ ロメオ・ブースの大きな見所のひとつは、アルファ ロメオの新たなフラッグシップ・4ドアサルーン、アルファ166です。今年9月日本で販売が開始されたシーケンシャルモード付4速電子制御式オートマティック、アルファ166 2.5V6 24Vスポルトロニックとアルファ166 3.0V6 24Vスポルトロニックが展示されます。最新の工学技術とイタリアン・スタイルのエレガンスを持つアルファ166はフラッグシップに求められる快適性、パフォーマンス、安全性、スタイルを極めて高いレベルでバランスさせています。
アルファ ロメオのブースではこの他、発売以来一貫して高い人気を維持しているアルファ156 2.0 ツインスパークSELESPEED、今年9月にフェイスリフトを受けたアルファ145クアドリフォリオ、伝統のV6エンジン搭載のアルファ GTV、オープン・スポーツのアルファ スパイダーなどアルファ ロメオの魅力があますところなく堪能できる展示となっています。