クライスラー／ジープ・ブースの見所
●クライスラーの伝統─クライスラーブランド75周年
クライスラーブランドは、おかげさまで今年75周年を迎えます。旧クライスラー・コーポレーションの創始者であるウォルター・P・クライスラーは、1924年1月、アメリカ・ニューヨークで「ゴールドシール」のエンブレムの付いたクライスラーブランド初の自動車を世に送り出しました。
初めて公開されたクライスラーのラインアップ「クライスラー・シックス」は、その当時では最も進んだ刺激的な車で、6つのボディースタイルで構成されていました。
「ヘリテージ・デザイン」と呼ばれる過去の名車のデザインを現代のデザインと組み合わせる卓越したエンジニアリング、そしてデザイン・リーダーシップともいえる革新的なデザインを活かして車作りを実現してまいりました。その伝統を継承しながら、クライスラーは未来に向かって確かな轍を刻み続けています。75年にも渡り、私たちはエンジニアリングとデザインの頂点を目指し続ける献身的な努力を通じて、世界中の多くの人々から現代的で、洗練されたアメリカ車として認められた数々の独創的な車を生み出してきました。
クライスラーブランドの75年に及ぶ歴史は無限なる未来へのモデルとなります。さあ、みなさんもご一緒に、この注目すべきクライスラーの歴史を祝ってください、そしてまた注目すべき未来に期待を寄せて下さい。
●出品コンセプト─クライスラーブランド製品の拡充
過去に生産されたクライスラーブランドの製品は、未来の全てのクライスラー車に影響を与えています。過去の素晴らしいデザインを現代的にアレンジする事によって、クライスラーは「ヘリテージ・デザイン」と呼ばれる新しいデザイン哲学を築きあげました。最近の例としては、クライスラーのエンジニアリング、革新的技術、そしてデザインの素晴らしさは、オールニュークライスラー・PTクルーザーに見ることができます。
ジープでもなく、またSUVや乗用車でもない、新しいセグメントを生み出すモデルとして、本年の北米国際自動車ショーで注目を集めたこの最新のモデル、クライスラー・PTクルーザーが日本で初公開されます。
ダイムラー・クライスラーは主要な新車種セグメントを発表してきた長年の歴史を持ち、特に1984年式のミニバンは著名です。この世界の「ミニバン」カテゴリーを創りあげたクライスラー・ボイジャー、クライスラー・グランドボイジャー以外に、日本におけるクライスラーの製品ラインナップに、「身近な高級コンパクトセダン」、新型2000年モデルクライスラー・ネオンを投入し、さらなる拡販を目指します。
ダイムラー・クライスラーは、自動車産業の動向を変えるリーダーでありつづける事でしょう。新しいビジネス手法、エンジニアリングプロセス、デザイン革新を問わず、私達は市場で際立った新製品の創造に毎日挑戦しています。
●クライスラー／ジープ・ブースの特徴
展示エリアをクライスラーとジープブランドの2つに分割し、各ブランドの特徴を演出しています。ブース正面に向かって右側のクライスラーの展示エリアはモダンで高級感があふれ、大人の雰囲気が漂うデザインです。まずは本年の北米国際自動車ショーで話題をさらい、日本には2001年モデルとして導入予定の最新のモデル、クライスラー・PTクルーザーがお待ちしています。フルモデルチェンジされ、今年9月に日本市場に導入された新型2000年モデル クライスラー・ネオン、そしてクライスラー特有のデザインとヘリテージを受け継いでいる高級スポーツセダン、クライスラー・300Mを展示。世界のミニバンのカテゴリーを創り上げたクライスラー・ボイジャー、クライスラー・グランドボイジャーの2000年モデル、さらに、オールアルミ製6速8.0l V型10気筒エンジンを搭載、スタイリッシュなデザインで絶大な人気を誇るアメリカンスポーツカー、クライスラー・バイパーGTSも展示いたします。
対照的に左側のジープの展示エリアは、自然、アウトドア、オフロードをイメージしたデザインです。世界の4WDの伝説になっているジープブランド。「クライスラーといえばジープ」というイメージが浸透していますが、まずは環境への影響を最小限に抑えるため、燃料電池システムを採用した世界唯一のフルタイム4WD、特別展示車のジープ・コマンダーを日本で初公開いたします。高性能ラグジュアリーSUVとして進化を遂げた新型ジープ・グランドチェロキーの2000年モデルが展示されます。さらに2000年モデル ジープ・チェロキー、もはや伝説となっている、どこへでも行ける、そして何でもできるSUVのパイオニアとして、あらゆる路面にも対応できるジープ・ラングラーの2000年モデルが展示されます。
