TOKYO MOTOR SHOW WEB SITE 社団法人 日本自動車工業会
東京モーターショー自動車関連自動車ガイドブック サイトマップヘルプENGLISH
世界のモーターショー
前のページに戻る

モーターショーレポート

デトロイト(2005年1月)

■名称:2005 North American International Auto Show

■主催:DETROIT AUTO DEALERS ASSOCIATION

■会期: プレスデー 2005年1月 9日(日)〜11日(火) 3日間
インダストリー・プレビュー 2005年1月12日(水)〜13日(木) 2日間
チャリティ・プレビュー 2005年1月14日(金) 1日間
一般公開日 2005年1月15日(土)〜23日(日) 9日間

■会場:COBO Conference/Exhibition Center

■URL:http://www2.naias.com/

■ショーの概要・様子

アメリカのミシガン州デトロイトにおいて平成17年1月12日(水)〜23日(日)の12日間、デトロイト・オートショー(2005 North American International Auto Show)が開催されました。会場はデトロイト市内のCOBO Conference/Exhibition Centerで、展示場面積は63,000m²、自動車メーカーとしては68社の参加があり、ショー自体は今回で83回目を迎えましたが、国際ショーとなってからは17回目の開催です。

デトロイトのディーラーズ協会が主催する同ショーは、プレスデーが3日間、インダストリー・チャリティデーが3日間、一般公開日が9日間という会期に見られるように、メディアとインダストリーへの新車発表を最重点に置いたショーであり、そこに特化することでショーとしての強みを発揮しています。

そのため各社のプレスブリーフィングも活気に満ちたものでした。特に、Big 3の一角をなすGMがブリーフィングをパート1〜3に分け、ブース内に設けたアリーナ風のステージで、プレスデーの3日間毎日プレゼンテーションを行い、毎回1,000人を越す記者を集めれば、対するフォードグループも、展示場と隣接するCOBOアリーナ(約3,000m²)にブリーフィング専用の立体的なコースとステージを設置し、実際にクルマを走らせるなど、その意気込みの凄さに驚かされました。
また、他メーカーも次のブリーフィングが行われるまでの10分間の休憩中に、次の実施者がムードを高めるためにブース内で音楽を流したり、プレゼンテーションの導入部で生バンドによる演奏を催すなど、エンターテイメント性の高い演出が各社で見られました。

全体としては、GMのハイブリッド技術の紹介、燃料電池車技術でのダイムラークライスラーとフォードの提携や、フォードが3年以内に4車種以上のハイブリッド車を計画している事を発表するなど、米国メーカーも「環境」に力を入れている内容が目立ちました。また日本メーカーは、環境に加え、SUVセグメントにも力を入れた内容でした。

主催者の発表によると、一般公開日の来場者数は77万人と昨年(2004年)ショーの80万人を下回る結果となりましたが、地元新聞のMetro Connectionsの記事によると、会場の拡張計画が具体的に進んでおり、約81,000m²の新ホール建設と現ホールの改装を2009年に完成させるとしており、各社の出品面積もさることながら、内容もより充実した開催となりそうです。

 

photo
会場外観

photo
プレスブリーフィング(GM)

photo
プレスブリーフィング(ホンダ)

photo
フォードグループブース

photo
トヨタブース
photo
日産ブース

 

前のページに戻る